サンダランド相手に4-0の快勝で、レディースチームはクラブ史上初のFA女子スーパーリーグ優勝を果たし、FA杯とのダブルを達成した。
シーズン通して目覚ましいパフォーマンスで駆け抜けたレディースチーム。アーセナル、リヴァプールもアウェイで下し、シーズン終盤になってもその勢いは衰えなかった。
開幕5試合で13ポイントを獲得、その間失点はわずかに1つだった。
ホームのリヴァプール戦で決勝ゴールを記録したエニオラ・アルコは、アウェイのマンチェスター・シティ戦でもゴール。価値ある勝ち点を手にし、リーグ戦無敗の首位で中断期間に突入した。
リーグ再開後には躓きを見せたレディース。サンダランド相手に初黒星を記録すると、続くマンチェスター・シティ戦にも敗れてしまう。
しかしその後は見事に復調、バーミンガムを4-0で下すと、デビューシーズンとなったジェマ・デイヴィソンの活躍もありアーセナルを2-0で破る。
クレア・ラファティ、ジリー・フラハーティのゴールでノッツカウンティを2-1で下し、首位のままシーズン残り2試合とまで迫る。
次なる相手はリーグ王者リヴァプール。厳しい展開が予想されたアウェイゲームだったが、ふたを開けてみれば4-0の快勝。ついにタイトルがすぐそこにまで迫る。
優勝を決める最終節の相手は、シーズン初黒星を喫した相手、サンダランド。2000人以上のサポーターが見守る中、レディースチームが躍動する。チ・ソヨン、フラン・カービイ(2点)、デイヴィソンのゴールでリーグ優勝を決めたのだった。
2位マンチェスター・シティと勝ち点2差の優勝。チームで勝ち取った結果となった。
7月のFA杯に続きこれで2冠。記憶にも記録にも残るシーズンとなった。