アメリカ合衆国で反ユダヤ主義撲滅に向けた試合を開催

チェルシーフットボールクラブは来春、「Game For Change」主催の親善試合に参加し、MLSのニューイングランド・レヴォリューションと対戦する。

チェルシーは「反ユダヤ主義撲滅キャンペーン」の一環として今シーズンのプレミアリーグ閉幕後、マサチューセッツのフォックスボロへ。試合はシーズン終了後の2019年春、ジレット・スタジアムで開催される。試合の日程やチケット情報など、詳細は後ほど公開予定だ。

先日、ピッツバーグでは銃乱射により11人が死亡、7人が怪我を負う事件が起きた。反ユダヤ主義は現存する問題であり、同様の事件はヨーロッパでも発生している。平等性と寛容性を促進するプロジェクトを支援するため、チェルシーのオーナー、ロマン・アブラモヴィッチ氏とニューイングランド・レヴォリューションの投資者ロバート・クラフト氏は反ユダヤ主義撲滅へ向けた試合の開催に先駆け100万ドルを寄付した。

アブラモヴィッチ氏は次のように話している。「チェルシーが平等性の促進や差別への撲滅運動を全世界で実施していることを誇りに思うよ。反ユダヤ主義撲滅キャンペーンによって人々はこういった問題への意識を高めている。でも、まだまだやるべきことはたくさんあるね。ニューイングランド・レヴォリューションやクラフト氏とともに働くことができて嬉しく感じているし、試合を楽しみにしているよ」

今月始め、クラフト氏はニューヨークで開かれた世界ユダヤ人会議(WJC)テオドール・ヘルツル・アウォードにて、WJCテディ・コレック賞を受賞した。受賞に当たりクラフト氏はスポーツが持つ、障壁を取り払い、人々を繋げる力について話した。

「反ユダヤ主義や差別による犯罪を撲滅するために、まだまだやるべきことがある。ピッツバーグで起きた悲劇を含め、世界中で差別は繰り返されている」クラフト氏は続ける。「レヴォリューションとチェルシーの試合は反差別主義の危険な兆候へと意識を向けるきっかけになるだろう。試合の収益は全て差別による犯罪を撲滅するために充てられる」

チェルシーは1月に反ユダヤ主義撲滅キャンペーンをスタートし、クラブの選手、スタッフ、ファンなどにフットボールにおける反ユダヤ主義への意識を高める試みを行っている。チェルシーは反ユダヤ主義や全ての差別がフットボールやクラブのコミュニティから根絶されるため、メッセージを送り続けている。

この試合によって、反差別へのメッセージが世界へとより強く発信されるだろう。

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