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待望の代表デビュー

先週、36歳でアルゼンチン代表デビューを飾ったウィリー・カバジェロだが、ベテランとなってから代表デビューを飾った選手を振り返ろう。

2004年のオリンピック、その翌年のコンフェデレーションズカップなどで代表入りを果たしてきたカバジェロ。2014年にも代表に招集されてはいたが、出場はなかった。

 

しかしながら、チェルシーでの今シーズンの活躍がホルヘ・サンパオリ監督の目に留まり、カバジェロは3年間過ごしたエディハド・スタジアムで行われたイタリアとの親善試合にて、36歳179日での代表デビューを飾り、2-0の勝利に貢献した。

 

チェルシーでは最年長での代表デビューとなったカバジェロだが、アルゼンチン代表では最年長でのデビューとはならなかった。30代で代表初出場を果たしたチェルシーの選手を振り返ろう...

エンリケ・イラーリオ – 34歳133日

クラブ初の国内タイトル2冠を達成した2010年にイラーリオはポルトガル代表デビューを飾っている。2009年にフル代表初招集を受けたイラーリオだが、来年のW杯出場権をかけたクロアチアとのプレーオフにて待望のデビューを果たした。現在はコブハムでコーチとして指導にあたっているイラーリオだが、3月の招集ではエドゥアルドのバックアップメンバーとして選出された。ポルトガル代表として中国戦に後半から途中出場を果たし、2-0の勝利に貢献した。 

 

ジャッキー・クローフォード – 34歳183日

長身で両利きのクローフォードは、1923年にハルシティとプロ契約を結んだ。それから3年後にチェルシーへ移籍すると、300試合以上に出場し、1930年にはチームの一部昇格に大きく貢献した。この活躍がきっかけとなり、翌年に最初で最後のイングランド代表戦に臨んだ。ブリティッシュ・ホームチャンピオンシップの最終節に出場したクローフォード。試合はスコットランドに2-0で敗れたものの、イングランド代表は同大会を制した。

ジャック・ハーロー – 34歳13日

クロイドン・コモンで活躍をした後、1911年にチェルシーへ加入した左サイドのハーロー。ブルーズでは333試合に出場するなど、選手人生の多くをスタンフォードブリッジで過ごした。ハーローはチェルシーが初めてFA杯決勝戦に進出した時のキャプテンであり、1915年にシェフィールド・ユナイテッドと有名な“カーキ杯決勝”に臨んだ。第1次世界大戦による中断前最後の大会であり、スタジアムには数多くの観客が訪れた。戦争によりハーローのイングランド代表デビューは遅れることになったが、1922年10月にブリティッシュ・ホーム・チャンピオンシップの開幕戦にて待望の代表デビューを飾った。試合はイングランドがアイルランド相手に2-0と勝利。しかしハーローの代表戦は、2試合で終わってしまった。翌年のスカンディナビア半島ツアーで4-2と勝利したスウェーデン戦が最後の代表キャップとなっている。 

 

シェイマス・ダルシー – 30歳96日

チェルシーではシェイマスの名で愛されていたが、母国アイルランドではジミーの名で知られていた。チェルシーでは1シーズン半を過ごし、チャールトンやブレンフォードでもキャリアを積んだ。チェルシーでフルシーズン過ごした年は、レジェンドのロイ・ベントレーが記録した12ゴールに並んでディヴィジョン1の得点王に輝いた。チェルシーでの活躍ぶりから北アイルランド代表に選出されると、1952年3月のウェールズ戦に出場して3-0の勝利に貢献。チェルシー加入から僅か5か月での出来事だった。その次の4試合では先発を勝ち取ると、スコットランドとの試合ではゴールを決めて、1-1の引き分けに終わっている。 

デイヴ・ビーサント – 30歳242日

ビーサントの代表デビューは、チェルシーに加入した1989年。1月にニューカッスルから移籍してくると、ウィンブルドンでFA杯を制した当時の調子が戻り、ボビー・ロブソン率いるイングランド代表へ度々選出された。しかしながら、代表での時間は限られたものだった。11月のイタリア戦では後半にピーター・シルトンと交代して、試合は0-0の引き分けに終わると、その翌月に2-1で勝利したユーゴスラヴィア戦でのプレーも45分間に留まった。どちらの試合でも失点を許さなかったビーサント。1990年のW杯では、ベスト4入りを果たしたイングランド代表のメンバーではあったものの、招集はデイヴィッド・シーマンの負傷を受けてのもの。結局、W杯でピッチに立つことはなかった。

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