ローン

ステップアップ:トレヴォ・チャロバー

今シーズン、イプスウィッチで定位置を確保しているトレヴォ・チャロバー。今回はチャンピオンシップの舞台で成長を続ける19歳のチャロバーを見ていこう。彼は自分の未来をどう見据え、どのような野望を持っているのか。

チャロバーは彼の兄に続いてU–9のチェルシーに加入し、FAユース杯、UEFAユースリーグのタイトルを勝ち取った。昨年のFA杯決勝でのマンチェスター・ユナイテッド戦では、トップチームのベンチ入りを果たす。

その年の夏、チャロバーは自身初となるローンでチャンピオンシップに所属するイプスウィッチに移籍し、その移籍先で感銘を受けた。イプスウィッチにとって難しいシーズンにはなったものの、個人としては多くの経験を得たと話したチャロバー...
 

トレヴォ、まず最初、どうやってチャンピオンシップの生活に適応した?

自分の想像とは違ったよ。チャンピオンシップはフィジカルコンタクトが激しくタフなリーグだと多くの人が思っているんだ。でも実際にピッチに立ってプレーしてみるとそうじゃないよ。確かにフィジカルコンタクトが激しいのは明白だし、自分としてもその環境には適応出来ていると思う。でもチームとしてはとてもタクティカルだね。

自分がアカデミーに入った時にはチャンピオンシップのようなものはなかった。味方がボールを持つと、他の選手たちは直線的に走ることが多かったんだ。チャンピオンシップではそのことが大切な事だと意識させられたし、このリーグでプレーしていくうちにゴール前の動きは洗練されたよ。

自分の戦術的な能力も大きく改善されたと思う。パスを受けるのが楽しいね。チェルシーではテクニックの面で成長できた。ここでの対戦相手はダイレクトなチームが多いから、ロングレンジのパスが重要なんだ。

ローン移籍の経験を持ちチェルシーのテクニカルコーチを務めているトーレ・アンドレ・フローは、最近のトレヴォ・チャロバーの成長ぶりについて以下のビデオで話した...

今シーズン、もう35試合に出場しているけど、ここまではどう?

土曜日のあと、また火曜日に試合があるから体調管理に気を使わなくちゃいけないからタフなリーグだよ。でも自分の体のケアは済ませたし、次の試合の準備はできているんだ。

チェルシーではセンターバックとして出場しているようだったけど、イプスウィッチではセントラルミッドフィルダーの位置でプレーしているね。どのような感じ?

そうだね、中盤の底でもプレーしているし、オフェンシブな位置でもプレーしているよ。

センターバックとしての役割はチェルシーと変わらない:ボールに対しては体を寄せて、守備をこなすんだ。 チェルシーで何度か中盤でプレーしたことがあるけど、このリーグでは役割が違うんだ。

中盤の高い位置でプレーするときは、フォワードにボールを当て、ボールを受け、ターンをして相手をいなすことを学んだんだ。誰かが高い位置でアクションを起こして初めて攻撃に繋がるんだ。

僕は期待の若手だから試合ごとに自分にタスクを課しているんだ。練習でもそれをやって、多くのことをこなして来た。シーズンの後半は特に成長することが出来た。

自分的にはミッドフィルダーとセンターバックのどっちだと思う?

今はミッドフィルダーでプレーしているし、自分自信でもその役割を理解している。必要とあらば、センターバックでもプレーするけど、今はミッドフィルダーだよ。

イプスウィッチにとっては難しいシーズンになっている。試合を通して学んだことはなんだい?

チェルシーでは毎試合勝利を収めていた。ここではそうじゃない。だけどその環境が自分を成長させている。このリーグでは毎週試合が行われ、ミスがすぐに失点に繋がってしまう。今シーズンはそのような状態が続いているが、それが自分の成長の糧になる。

今シーズンは多くを学んでいるし、試合に勝てていないからこのローン移籍は間違いだったと言う人もいる。ただ、自分にとってこの移籍は成功だったよ。将来、この経験が自分のためになるんだ。

今シーズン、すでにポール・ハースト、ポール・ランバートの2人ポールの元でプレーしている。彼らから学んだことはなんだい?

彼ら2人からは多くのことを学んだよ。ポール・ハーストは選手にどんなプレーを求めるか、明確な考えを持っていた。彼は自分の事を信じてくれたし、いつも自分にボールの受け方やどのようにして自由にボールを保持出来るかを教えてくれたんだ。

ポール・ランバートは長い間指揮を取っていたから、何が必要なのかを心得ていた。自分にとってはためになったよ。攻撃面において成長させてくれたからね。彼は日頃のトレーニングから自分に話しかけてくれた。今シーズンは彼ら2人に大いに助けられたよ。

ベテランの選手たちはドレッシングルームではどのような感じ?    

キャリア通算400、500試合こなしている選手も何にかいるね。その彼らは多くの面で自分を助けてくれた。日頃の練習からも彼らから学んでいる。コミュニケーションは大切だし、自分が成長していくのに必須だ。チェルシーからイプスウィッチに来て、よりベテランや他の選手と話すことができるようになったよ。

スヴォンジー戦で決めたウィニングゴールはどうだった?

とても興奮したよ。自分たちにとってシーズン初めての勝利だったからね。自分のゴールでチームを勝たせられたなんてとても信じられない。イプスウィッチにやってきて目標にしていたことはゴールを奪うことだった。ここまで2ゴール、もっと得点を決めたいね。あの瞬間はとても興奮したよ。

ホームのアストン・ヴィラ戦で決めたもう1つのゴールは、チームが10人という苦しい状況でのものだった。まだ50分も残っていたのにに、ゴールを決めてからすぐにボールを取ってセンターサークルまで持ち帰ったね!.

キャプテンには何をやっているんだと言われたよ。1–0で負けている場面でイプスウィッチは1人少ない状況だった。自分がゴールを奪うと落ち着くよう言われたんだ。だけど、自分はエキサイトしていたから、もう1点決めたいと思った!自分たちは素晴らしいチーム相手に善戦したよ。    

チャンピオンシップではチェルシーからローンで移籍している選手とも対戦していたけど、どうだった?

チェルシーで過ごしていた時となんら変わりないよ。試合中には話すことはあまりないと思うけど、ピッチの外では彼らと良く話すよ。

シーズンが終わるまで残り2ヶ月。それまでに何かやりたいことある?

イプスウィッチにやって来て、まさか自分がこんなに多くの試合に出られるとは思っていなかった。それが自分にとっては大きなことだね。目標は毎週試合に出場し続けて、今の監督の元多くの時間ピッチに立つことだ。イングランドU–21にも招集されたいね。代表に関してはそれが目標だ。ここまで順調に進んでいるよ。

チェルシーからその他