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キエフの夏

ヨーロッパリーグラウンド16、キエフのオリンピックスタジアムを訪れるのはこれで2回目のチェルシー。しかし、チェルシーで過ごした多くの選手がキエフで栄光を手にしている。    

チェルシーがキエフにを訪れたのは2015年のチャンピオンズリーググループステージで0-0のゲームの時だった。その3年前、チェルシーに在籍していた2人の選手に加え、後にチェルシーの一員となる2人の選手がキエフで栄光を掴んだ。そのうちの1人はチェルシーの選手として今夜のキエフ戦に出場するだろう。    

スペインが優勝を果たした2012年ユーロはウクライナとポーランドを舞台に行われ、決勝の地はキエフであった。その年のスペイン代表には、チャンピオンリーグのトロフィーをチェルシーで掲げたフェルナンド・トーレス、フアン・マタが選出されており、当時バルセロナなでプレーしのちにチェルシーのメンバーにもなるセスク・ファブレガス、ペドロも名を連ねていた。

スペインがキエフの地で戦ったのは決勝戦の1度だけである。しかし、当時のスペイン代表にはチェルシーと親しみのある4選手が招集されていた。決勝ではダビド・シルバの先制点をアシストし、2012年ユーロでスペインの要にもなったセスク・ファブレガス。マタ、トーレス、ペドロは途中出場を果たし、イタリアを4-0で粉砕した。 

裏に抜け出してボールを受けたトーレスは元イタリア代表のジャンルイジ・ブッフォンの守るゴールの隅へと冷静に流し込み、スペインの3ゴール目をマークし、大会得点王に輝いた。4点目はトーレスのお膳立てからマタが得点を記録した。

2012年ユーロ、ドネツクと同じくグループステージの試合会場にもなったキエフ。チェルシーの選手がウクライナを相手に試合したのがキエフでの一戦だけである。チェルシーでもプレーしウクライナの伝説であるアンドリュー・シェフチェンコはスウェーデンとのゲームでゴールをマークし、2-1で勝利に貢献。開催国であるウクライナに夢を与えてみせた。この一戦のあとスウェーデンはアシュリー・コール、ジョン・テリー要するイングランドと対戦。 

激しい打ち合いとなったイングランドとスウェーデンの一戦。イングランドはチェルシーにも所属していたグレン・ジョンソンのオウンゴールによりスウェーデンにリードを許したものの、3-2で勝利を収めた。コールとテリーはフル出場。現在チェルシーに在籍しているロバート・グリーンはベンチで出番はなかった。

 ウクライナ、スウェーデン、イングランドに続くグループリーグ4つ目のチームはフランスである。フランスにもまた2012年チャンピオンリーグを制したチェルシーの選手が名を連ねていた。フローラン・マルダと、のちにプレミアーリーグへと戦いの舞台を移すオリヴィエ・ジルーの2人である。グループリーグ最終節、フランスはスウェーデンに2-0で敗北を喫したものの、トーナメントへ駒を進めた。

準々決勝、イングランドはイタリアとの一戦でキエフの地へともう一度足を運んだ。コールとテリーは揃ってスタメン出場。しかしコールとテリーの粉塵した守備も虚しく、決勝まで駒を進めたイタリアにPK戦の末敗北した。

イングランドはPK戦で不運が起こった。アシュリー・ヤングがバーを叩いたあとに続いて、コールのキックはブッフォンによって阻まれた。これによりイタリアが準決勝へ進出を果たした。

キエフで行われた決勝戦、チェルシーでプレーしていたトーレス、マタ要するスペインがイタリアを下してトロフィーを掲げたことに対して、満足感を味わったブルーズサポーターもいたことだろう。

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