エヴァートン戦での前半のようなプレーができれば、今シーズンプレミアリーグをトップ4で終えることはできるとマウリツィオ・サッリはコメント。しかし後半のようなプレーを残りの8試合で繰り返すならばトップ4は遠のくとした。
先月の6ゴールを許してリーグ戦初敗北を喫したシティ戦。チェルシーは前半から試合を支配。多くのチャンスを作ったものの、エデン・アザールのシュートがポストに阻まれるなどゴールを奪えないまま前半を終える。後半に入るとエヴァートンがコーナーキックから先制し、その後追加点もあげる。この2点とも1度はケパがセーブしていた。
支配した前半から一転後半はチームとして守ることができなかった
「状況ははっきりしている」と彼は話した。「おそらくシーズンでも最高の45分だったよ。でも突然後半の最初からプレーが止まってしまった。ディフェンスがね」
「これはフィジカルの問題ではない。もしフィジカルの問題なら最初から後半のような出来になっていたはずだ。前半はいいプレーを見せたが、後半突然悪くなってしまった。選手たちにとっても自分にとってもこの状況を説明するのはとても難しいと思うね。個人的にはメンタルの問題だろうと思っている」
今シーズンサッリがメンタルについて話すのは初めてではない
「今の時点ではこれが限界だ」と彼は説明。「もし前半のようなプレーを見せる続けることが出来れば順位はもう少し高いだろうね。でもそれが出来ていない。これは難しいものだよ。先週のウルヴズ戦でも同じような負け方をしたからね」
サッリはチームが生み出したチャンスについて前向きなコメント
「得点が奪えない時はしっかりと集中し続けなければならない。前半は6か、7の得点のチャンスがあったね。得点は挙げられなかったけど集中してしっかりとディフェンスを固める必要があった。そして遅かれ早かれ決定機を決めきる必要がある」
「今日、ゴンサロ・イグアインは決定機があった」と彼は付け加えた。「それでも彼には少なすぎたかな。今週のはじめ強い腹痛と、熱が出ていたから今日は60分か65分が丁度いいプレー時間だった。これからフィジカルとメンタルを上向きの状態にしてもらいたい」
トップ4争いについて…
「トップ4に入るのは不可能ではない。3ポイントを取り返す必要があるだけだからね。残り8試合で取り返すのは不可能ではないが、今日の後半のプレーを改善しなければこれは不可能になってしまう」