シーズン序盤以来となるリーグ戦3連勝を果たしたチェルシー。マウリツィオ・サッリは特にエデン・アザールを「衝撃的」と評している。
ウェストハム戦ではアザールが前後半に1点ずつを決め、チェルシーが2-0と勝利。アザールは4人をかわしてゴールを決めるど衝撃を与えた。
サッリはアザールの活躍を賞賛しながらも、チームとしてのパフォーマンスに言及している…
「チームとして最高のパフォーマンスだった」サッリは話す。
「前半の内容は良かった。相手にチャンスを与えることなく、試合を支配した。後半の序盤は中盤で主導権を握られたが、最後はまた巻き返したね」
「最高のパフォーマンスだったよ」
アザールのプレーを振り返ったサッリ
「もちろんアザールは素晴らしい活躍をした。信じられないゴールを決めたね。アザールがここ2試合のようなプレーをすれば、試合はもっと簡単になるだろう。どんなチームが相手でも勝てるよ」
自身のシーズンベストと並ぶ19ゴールを挙げている今シーズンのアザール。自身の指導が影響したかと問われたサッリは次のジョークで答えた。
「そんなことはない。アザールの母親に賛辞を贈るよ!」
夏にアザールを放出する可能性について、サッリは次のようにコメント
「戦術的な面から言えば、放出の可能性はない。アザールの代わりを見つけることは不可能だ。今はそんな選手はいないよ。アザールと似た選手は2人いるけどね」
「彼は決断すると言っていた。アザールがチームに残ってくれることを願うよ。そでなければ何か違ったことをしなければいけない」
「クラブは彼を放出しようとは思っていないが、もちろん彼の選択をリスペクトしなければいけない。今は契約の最終年だからね。もしも彼が違った経験を求めているなら、それをリスペクトすべきだ。もちろんこちらもできる限りを尽くして彼を説得するが、簡単ではないだろう」
過密日程でのアウェイ連戦を前にサッリは次のコメントを残した。
「タフな一週間だ。72時間後にはヨーロッパリーグを戦い、その72時間後にはリヴァプール戦がある」
「今は3ヶ月前とは違って、20人の選手がいる。ヨーロッパリーグではスタメン11人の入れ替えもあるだろう」