マッチプレビュー

マッチプレビュー:スラヴィア・プラハ v チェルシー - トーキングポイント

ヨーロッパリーグ準々決勝、中央ヨーロッパでの一戦をプレビューしていこう…

トーキングポイント

2003/04シーズンから数えて、10度目の欧州大会準決勝進出を目指すチェルシー。ボヘミア地方での第1戦で、まずはその基盤を固めたいところだ。スラヴィア・プラハは今大会で最も西に位置するクラブ。元はシノボ・スタジアムだったがエデン・アリーナへと改名、今大会負けなしと幸先のいいスタートを切っている。

2017/18シーズンはリーグ2位に終わったスラヴィア・プラハは、8月のチャンピオンズリーグ予備予選でディナモ・キエフに敗れてヨーロッパリーグ参戦。

ベスト16ではそのディナモ・キエフをアウェイで5-0の2試合合計8-0で下したチェルシー。一方のスラヴィアはここまで驚異の快進撃。中でも前のラウンドでは5度の優勝を誇るセヴィージャを2試合合計6-5で撃破している。

チェルシーとはこれが初対戦。スラヴィアが最後にイングランド勢と対戦したのは2008年11月6日のUEFA杯グループステージ。この時はチェルシーを離れて4ヶ月のスティーヴ・シドウェルがゴールを決めてアストンヴィラに勝利をもたらしている。

スラヴィアは最近、中国の合同企業CITIC(マンチェスター・シティも傘下のひとつ)がスポンサーに入り、2016/17シーズンには10年ぶりのリーグ優勝も達成。昨夏にはピーター・オラインカをクラブ最高額で獲得。またヨーロッパリーグ準々決勝進出はこれが初めてだ。

チェルシーは今シーズンのヨーロッパリーグで勝利数 (9試合) と得失点差 (+21) 最多

photo of キースタッツ キースタッツ

ブルーズは今大会過去13試合で12勝、2012/13シーズンには優勝も果たしUEFA主要大会全制覇を達成している。

なおマウリツィオ・サッリは国内リーグの日程に苦言。月曜日にウェストハムとのダービーマッチを戦ったばかりのチェルシーは、丸2日でヨーロッパリグ準々決勝、さらに丸2日を空けてアンフィールドへと向かう。

一方のスラヴィアは、土曜日に5-1の快勝を経て、日曜日に3位スパルタとの291回目のプラハダービーを戦う。

ディナモ戦では欧州大会50試合出場となったオリヴィエ・ジルーがハットトリック達成で、今大会9点目を記録。ヨーロッパリーグでこの数字を最後に上回ったのは2015/16シーズン、アスレティック・ビルバオのアリツ・アドゥリスの10得点。なお過去最高記録はかつてチェルシーにも所属したラダメル・ファルカオで、2010/11シーズン、ポルト時代の17点だ。

ヨーロッパリーグ得点ランキング

オリヴィエ・ジルー(チェルシー)9
ウィサム・ベン・イェデル(セヴィージャ*)8
モアネス・ダブール(ザルツブルク*)8
ルカ・ヨヴィッチ(フランクフルト)7
ジョヴァンニ・ロ・セルソ(ベティス*)5
*敗退決定


ヨーロッパリーグアシストランキング

イゴル・スタセヴィッチ(BATE*)7
ウィリアン(チェルシー)6
アンドレアス・ウルマー(ザルツブルク*)5
ミヤト・ガシノヴィッチ(フランクフルト)4
ヴィクトル・ツィガンコフ(ディナモ・キエフ*)4
*敗退決定

チェルシーが勝ち抜ければ、準決勝の相手はベンフィカかフランクフルトの勝者となる。

UEFA杯時代も含め、大会優勝経験チームはチェルシー、フランクフルト、ナポリ、ヴァレンシアと4チームが残っている。なおUEFA係数に準じればチェルシーは残っているチームの中で3番目。スラヴィアはセヴィージャを破りランキングを14上げている。

今夜のスタジアムは、観客の騒動による処罰で3セクションが封鎖されたものの、チケットは完売。スラヴィアの欧州大会最多観客動員数を記録したのは、8月のチャンピオンズリーグ予備予選で、19,370人。


今夜うまくいけば…

勝ち抜けに大きく前進

チェルシーからその他