ジャンフランコ・ゾラがバーンリー戦でマウリツィオ・サッリが感じたフラストレーションに言及。カラム・ハドソン=オドイとエンゴロ・カンテの怪我についてもコメントした。
前半25分までに4ゴールが決まったこの試合。ブルーズは試合を支配しきることができなかった。
試合はジェフ・ヘンドリックに先制点を許したものの、カンテとゴンサロ・イグアインのゴールで逆転。しかしアシュレイ・バーンズに同点弾を許している。
後半はイグアインやセサル・アスピリクエタにチャンスがあったものの、バーンリーの牙城を崩せず。2人の負傷者を出す結果となった。
終了間際にはサッリが退席処分を受け、試合後の記者会見にはゾラが出席した。
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サッリが記者会見に参加しない理由を問われたゾラ
「マウリツィオは非常にフラストレーションを抱えており、この場に着席すべきではなかった」ゾラは話す。「退席処分を受けたのだから、試合に対して怒っている」
「おそらく相手ベンチから何かを言われたのだろう。具体的に何を言われたかは聞かないでほしい。自分たちに何ができるかを見てみるよ」
「これはフットボールの試合であり、アドレナリンが出ている状況で言ってしまう言葉もある。だが、彼はそのことについてハッピーではなかった」
「マウリツィオはケヴィン(・フレンド、この試合の主審)を助けようとしたんだ。自分たちの選手がポジションに戻るように伝えてほしいとね。ケヴィンはそれを誤解し、マウリツィオを退席処分にした。だからマウリツィオはハッピーじゃないよ」
ライバルが勝ち点を落とす中、チャンスを生かせなかった
「自分たちは勝ち点を手にしているし、最後まで諦めない。試合に勝つために全てを尽くすよ。後半はフラストレーションが溜まったが、自分たちも良いプレーではなかったし、相手は時間を使いすぎていた。それがフラストレーションの原因だ。全てを尽くしたからこそ、アンハッピーなんだ」
「相手のボックス内でより効果的に、より正確なプレーが必要だった。ただ、最後まで勝利のために戦ったよ。前半は特にクオリティがあったね。バーンリーのようなチームの残り20mを攻略するのは簡単じゃない」
カラム・ハドソン=オドイとエンゴロ・カンテの怪我について話したゾラ
「軽いものではない。(カラムの)アキレス腱は深刻なものだ。怪我の詳細は伝えられない。検査を受ける必要があるが、見たところ良い状態ではないよ」
「エンゴロ・カンテは選手の足の上に倒れ、肋骨に打撲を負った。呼吸が上手くできていなかったが、じきによくなるはずだ」