インタビュー

ステップアップ:フィカヨ・トモリ

火曜日、フィカヨ・トモリがダービー・カウンティのクラブ年間最優秀選手賞を受賞。ローン移籍先で素晴らしい時間を過ごしているトモリへインタビュー

トモリはU8の頃からチェルシーに在籍している。チェルシーアカデミーで多くの勝利を味わったのち、トモリは2015/16シーズンの最終節、レスター・シティ戦でトップチームデビューを飾った。

ローンでブライトンへ移籍を果たした後、ハル・シティでプレー。しかし、現在所属しているダービー・カウンティでは飛躍的に成長し、有意義なシーズンを過ごしている。そして、クラブ年間最優秀選手賞を勝ち取った。彼はフランク・ランパード、ジョディー・モリスの下、49試合に出場しており、チームがチャンピオンシッププレーオフ出場可能な順位でシーズンを終える事を望んでいる。

今シーズン、ダービー・カウンティで改善された点とチェルシーのレジェンドたちの下でプレーするのはどのようなものなのであろうか。しかしまず最初に…

クラブ年間最優秀選手賞獲得おめでとうフィカヨ!君はそれに値したよ…

ありがとう!賞を獲得できて良かったよ。賞を獲得できたということは自分がピッチ上でやってきた事を認められたことと同じなんだ。素晴らしい年だよ。

自分が受賞した時は少し驚いたね。全く予想してなかったけどとてもナイスなサプライズだったよ!ダービー・カウンティのサポーターとは良い関係を築けている。自分がここにやってきた時、彼らは歓迎してくれたんだ。彼らは試合中自分が上手くいっていない時も支えてくれた。彼らの応援がなかったらチームもまた不調になっていたかもね。ホームとアウェイの両方で彼らは自分たちをサポートしてくれる。それが自分を奮い立たせたね。自分に投票してくれた彼らに心から感謝しているよ。

賞を獲得したシーズンを振り返ってみて、自分を選手として成長させてくれた人は誰?

自分にとっての最初のフルシーズンはセンターバックとしてプレーしている。そこでは自分の役割と自分がプロになって今までやってきたシステムとは異なるプレーを学んだんだ。ポジショニングの違い、戦術の違いなどをね。選手としてはとてもいい経験になった。自分はここで多くの事を学び、成長できたと思っている。

ダービー・カウンティでは左のセンターバックでプレーしているけど、これまでは右のセンターバックか右サイドバックでプレーしていたよね。左でプレーすることはどう?

左サイドだと左足を少し多く使わないといけないんだ。だけど、それを課題としては捉えていないよ。そのポジションの方が上手くプレーできていると思っている。ゲームを多くこなすに連れて左足にボールを置くことが増えた。今シーズン、右サイドでは経験しなかったようなことをしなければいけなかった。だけどそのことが自分をより一層良い選手にしてくれたんだ。

ダービー・カウンティのパススタイルにはどのようにして適応したの?

ボール受ける事とパスを出すときには自信を持たなければならない。フォワードとミッドフィルダーは常に動いている。自分たちは監督が毎週教えてくれる事に直向きに取り組んでいるんだ。上手くいったり上手くいかない事だってあるけど、自分たちが取り組んでいることについてはチーム全体が心得ている。素晴らしいシーズンを送っているし、ゲーム中は自分たちのパスが良く効いているんだ。

チャンピオンシップではより早くビルドアップしなくてはいけない試合もある。そして1つのプレーがチームのスピードを落ち着かせるんだ。ディフェンスライン間でのパス、ウィンガーや中盤へのパス、裏に抜けたストライカーへのパスなどのパススタイルを監督とジョディーは自分に与えてくれた。前線の選手たちは自分がプレーしやすいように動きを変えてくれているんだ。その事を感じ取れるよう努めてきた。

実際に今シーズンプレーしてみて自分の課題にはどのように向き合ったの?

苦しい時期は何回かあった。特にクリスマスの時期は練習するための時間が無かったんだ。リカバリー、プレー、リカバリー、プレーの繰り返しだったね。でも自分の体のケアの仕方と体調管理の面では多くの事を今シーズン学んだ。トレーニングも良いけど、成長できるのは試合中なんだ。そしてそこで自身の成長を示すこともできる。多くの試合に出場することができたからそれらを経験できたよ。

今シーズンのチャンピオンシップはどんな感じ?

全てのチームが異なるスタイルを持っている。ショートパスを中心のスタイル、ロングボールを使うスタイル、引いて守るスタイル、前線からプレスをかけてくるスタイル。それらのスタイルを持ったチームに対応しなくてはならない。そしてストライカーにもね。それらがとても良い経験になった。

相方であるリチャード・キーオとはどのように関係を築いていったの?

彼はキャリア600試合に出場し、そのうちの300試合はダービー・カウンティでプレーしている。だから彼は共有すべき多くの経験を持っているんだ。自分がここにやって来た初日から、彼はピッチ上、ピッチ外で多くの事を教えてくれた。同サイドにボールがある時はどうするのかや困難の乗り越え方をね。試合中は彼の言葉が脳裏に焼き付いていてとても助かっている。もし彼がいなかったらもっと苦労していただろうね。とても良い関係なんだ。

数ヶ月間アシュリー・コールと同サイドで何度かプレーしているけど、彼とはどのようにプレーしているの?

彼はかつて世界最高峰の左サイドバックだったね。だから自分は彼をずっとリスペクトしていた。彼と一緒にプレーできている事が夢のようだ。彼は自分だけに限らずチーム全体を助けてくれていた。試合中、いつも言葉を交わしている。彼がプロフェッショナルなのは誰がみても明白だよ。

今シーズンのメイソン・マウントについても教えて…

彼が離脱してる時はとても寂しかったね。彼は稲妻のようなんだ。中盤ではボールを受ける事が好きだね。彼はエネルギッシュだから中盤から裏へ抜け出す事が多い。みんながみんなできる事ではないんだ。素晴らしいシーズンを過ごした。彼はトッププレイヤーだよ。彼が15歳の時から一緒にプレーしているんだ。チャンピオンシップにおいて、自分はセンターバックとしてフルシーズンプレーした。彼もまたシーズンを通して戦ったから、一緒にフルシーズンを戦えて嬉しかったよ。自分たちはお互いに多くの事を助け合っている。ジョディー、(前チェルシーフィットネスコーチの)クリス・ジョーンズもまた自分たちを手助けしてくれたね。

ダービー・カウンティで若手選手と経験のある選手が多くいたけど、チェルシーユースの選手がプレーする事はチームのバランスを整えた?

もちろん。ドレッシングルームではみんなで話していることがある。自分たちが6、7歳の頃の話をして遊んでいるよ!チャンピオンリーグでプレー経験のあるトム・ハドルストーン、元イングランド代表の経験があるニュージ(ダヴィド・ニュージェント)とカーティス・デイヴィス、ワールドカップの舞台でプレーしたスコット・カーソンらベテランを筆頭に部屋の空気を変えてくれいるんだ。とても自分たちの助けになっている。自分たちユース上がりは若手持ち前の活力を活かして彼らを助けられたと思っているよ!自分たちはお互いに良い影響を与え合っているんだ。

ランパードとモリスの元どのようにやっているの?

最初ダービー・カウンティが自分に声をかけた時、彼らはローン移籍で自分を欲しいと言ったんだ。最初に思いついたことは監督のことだったね。ランパードはチェルシーだけでなくイングランド、そして世界においてもレジェンドのような存在だ。彼がピッチ上でやって来たことを見ると必然的にリスペクトしてしまう。プレス、ボールの持ち方、ポジショニング、華麗さを備え、それで持って打たれ強かったのは火を見るより明らかだ。自分たちが彼の監督としての最初のシーズンでプレーオフを勝ち取るために共に戦えているのは名誉な事なんだ。だからその目標を成し遂げたいんだ。シーズン終わりまでできる事を尽くす限りだ。

ピッチ上での自身のハイライトは何?

4-3でノリッチに勝利した試合でゴールを奪えた事だよ。あれはとてもクレイジーなゲームだった。あのような試合は味わったことがないね。ゴールを決められたのは素晴らしい事だったよ。

リーグ杯、オールド・トラッフォードでマンチェスター・ユナイテッドを倒したのもそうだね。自分はよく戦った。あのような大きいスタジアムでPK戦で勝利を収める事は、夢のよう出来事だった。

 
スタンフォードブリッジでチェルシーを相手にしたことあるよね…

それもまた信じられない事だったんだ。チェルシーのシャツを持っていながらチェルシーと試合する事は普通の事じゃないよ!チェルシーは自分とメイソンが試合に出場することを許可してくれたんだ。すごい事だよ。自分たちも試合に出たかった。残念にも勝ち点を持ち帰る事は出来なかった。でも自分たちの経験と成長においてとても貴重なものとなったよ。

チャンピオンシップはクライマックスを迎えている。ダービー・カウンティがプレーオフをものにするためには何が必要?

残りの試合で勝利を収めてくことだ。プレーオフに行けるかどうかは自分たち次第だよ。今シーズン、結果は手にするためにも、自分たちができることに集中することが必要なんだ。

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