ヨーロッパリーグもいよいよ残るは4チーム。クラブの専門家ポウル・ダットンのプレビューを見ていこう…
数字で見るチェルシー
1966年4月からチェルシーはヨーロッパの舞台で準決勝を14度戦っている。- チャンピオンズリーグで7度、カップウィナーズカップで4度、ヨーロッパリーグで2度、インターシティーズ・フェアーズカップで1度。
現在ブルーズはヨーロッパリーグ15試合で無敗を継続。唯一勝利できなかったのはヴィディ戦のみとなっている。
ヨーロッパリーグでの最後の敗北は2012/13シーズンの準々決勝2nd legのルビン・カザン戦だ。スコアは2-3。
またチェルシーは今シーズンのヨーロッパリーグで12試合を戦い、8試合でクリーンシートを達成(4試合はアウェイ)。
現在チェルシーは今シーズン、ヨーロッパリーグで12試合無敗だがクラブのこれまでの無敗記録は2008年から2010年までに記録したUEFAの試合での14試合無敗となっている。
ヨーロッパの舞台でドイツのチームを相手にチェルシーは10試合を戦い負けたのは1試合のみ(5勝4分け)、そしてドイツで行われた直近2試合は勝利を挙げている。
1965/66 TSV1860ミュンヘン | 分 2-2 | フェアーズカップ準々決勝1st leg(2戦合計 3-2) |
1999/00 ヘルタ・ベルリン | 負 1-2 | チャンピオンズリーググループステージ |
2003/04 VfBシュトゥットガルト | 勝 1-0 | チャンピオンズリーグラウンド16 1st leg (2戦合計 1-0) |
2004/05 バイエルン・ミュンヘン | 負 2-3 | チャンピオンズリーグ準々決勝2nd leg (agg 6-5) |
2006/07 ヴェルダー・ブレーメン | 負 0-1 | チャンピオンズリーググループステージ |
2007/08 シャルケ | 分 0-0 | チャンピオンズリーググループステージ |
2011/12 バイヤー・レヴァークーゼン | 負 1-2 | チャンピオンズリーググループステージ |
2011/12 バイエルン・ミュンヘン | 分 1-1 (PK戦で勝利) | チャンピオンズリーグ決勝 |
2012/13 シャルケ | 勝 3-0 | チャンピオンズリーググループステージ |
2014/15 シャルケ | 勝 5-0 | チャンピオンズリーググループステージ |
ヨーロッパリーグ得点者
ジルー 10、ハドソン=オドイ 4、ロフタス=チーク 3、ペドロ 3、ウィリアン 3、アロンソ 2、バークリー 2、モラタ 2、オウンゴール 1
ヨーロッパリーグここまで
アウェイ勝ちから:0
アウェイ引き分けから:3
アウェイ負けから:6
マイルストーン
ロス・バークリー、ダヴィデ・ザッパコスタ、ジョルジーニョが次の試合でチェルシー通算50試合出場を達成。
ユナイテッド戦でケパ・アリサバラガがチェルシー通算50試合出場を達成した。
数字で見るアイントラハト・フランクフルト
創立 1899年
タイトル
1 ドイツチャンピオンシップ 1959年
5 ドイツカップ 2018年
1 UEFA杯 1980年
アイントラハト・フランクフルトがヨーロッパの舞台で準決勝を戦うのは1979/80シーズン以来となる。1979/80シーズンは結局ボルシア・メンヒェングラッドバッハと決勝を戦い、UEFA杯を制覇した。
フランクフルトのルカ・ヨヴィッチとフィリップ・コスティッチはヨーロッパリーグで合わせて12度の決定機を創出しているが、この数字は最多記録となっている。
フランクフルトは2019年に入り、公式戦20試合を戦い、負けたのは2試合のみ。そしてその2試合の敗戦は直近5試合でのものだ。
またフランクフルトはヨーロッパリーグ10試合をホームで戦っているが、8勝2分け。
フランクフルトがヨーロッパの大会に出場したのは2013/14シーズンで、この時はヨーロッパリーグのラウンド32に進出している。
この大会が始まる前までに、フランクフルトはイングランドのクラブにホームで1敗しかしていない。
1966/67 | バーンリー | 分 1-1 | フェアーズカップ準々決勝 1st leg (2戦合計 3-1) |
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1967/68 | ノッティンガム・フォレスト | 負 0-1 | フェアーズカップ1回戦 1st leg (2戦合計 0-5) |
1972/73 | リヴァプール | 分 0-0 | UEFA杯1回戦2nd leg (2戦合計 0-2) |
1975/76 | ウェスト・ハム | 勝 2-1 | カップウィナーズカップ準決勝1st leg (2戦合計 3-4) |
1981/82 | トッテナム | 勝 2-1 | カップウィナーズカップ準々決勝2nd leg (agg 2-3) |
2006/07 | ニューカッスル | 分 0-0 | UEFA杯グループステージ |
ヨーロッパリーグ得点者
ヨヴィッチ 8、ハラー 5 (1 PK)、コスティッチ 4、ダ・コスタ 2、ガチノヴィッチ 2、ヒンターエッガー 1、パシエンシア 1、レビッチ 1、ローデ 1、トロ 1、オウンゴール 2
監督 アドルフ・ヒュッター
在任期間:305
試合数:45
勝:24
引き分け:11
負け:10
ヨーロッパリーグここまで
ホーム勝ちから:0
ホーム引き分けから:1
ホーム負けから:12
その他
アイントラハト・フランクフルトのアンテ・レビッチが出場停止。
累積警告は準々決勝で一旦リセット。準決勝へはもちこされない。