1-1に終わったヨーロッパリーグ準決勝1stレグでキャプテンを務めたセサル・アスピリクエタが、展開が変わった序盤と終盤について言及した。
ルカ・ヨヴィッチに先制点を許したチェルシーだったが、ペドロのゴールで追いついたチェルシー。2mdレグは来週、スタンフォードブリッジで行われる。展開を変えたのは、ジョルジーニョの動きだったようだ。
「ジョルジーニョはこのフットボールに大切な存在だ」と話すアスピリクエタ。「試合を支配するために、ボールを取ったらすぐに前へ動かすんだ。ジョルジーニョが余裕を持てれば、ルベンやエンゴロも同様だ。そうすればチャンスも増える」
中盤を構成したルベン・ロフタス=チークも同じ意見のようだ。
「ジョルジーニョは後半になって良くなった」と話すロフタス=チーク。「試合を動かせるようになって、自分やエンゴロも前を向く余裕ができた。後半にジョルジーニョがボールを持てるようになって、より良い展開になった」
「後半はポゼッションも上げて、試合を支配できた。フランクフルトのカウンターも脅威だったけど、後半は効果的にボールを持つことができたね」
「1-0になったのは課題の部分だ」と振り返るアスピリクエタ。「でも前半最後の15分はこっちのペースに持っていけたし、ゴールも決まった。後半は相手よりも優位だったはずだ」
「立ち上がりは良くなかった。プレスに対応し切れなかったね。結果として失点してしまった。でも前半のうちに追いついて、後半には勝つ意思を見せることがきた」
「アウェイゴールを手にできたのは大きいけど、勝負はスタンフォードブリッジの結果次第だ」
「フランクフルトは危険なチームだよ。インテンシティも高い。でも決勝まであと一歩。9月からコツコツ積み上げてきた結果だ。ファンをバクーへ連れて行きたいね」
記事:試合を振り返るサッリ