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パウロ・フェレイラがヨーロッパリーグを語る

2度のチャンピオンズリーグ優勝に加えヨーロッパリーグも制したレジェンド、パウロ・フェレイラが、アイントラハト・フランクフルトとの準決勝2ndレグを控えた古巣にエールを送った。

フェレイラがチェルシーに加入してから15年。2012年のチャンピオンズリーグ決勝ではスタメンを支えるバックアップとして、ダヴィド・ルイスやギャリー・ケイヒルの負傷に備えていた。

その翌シーズンにはヨーロッパリーグを制し、フェレイラはやがて引退。クラブのアンバサダーに就任し、現在では国内外でローン修行を積む若手の育成に励んでいる。

ドイツでの初戦を1-1で折り返したチェルシーは、5月29日にバクーで行われる決勝まで残すところあと1試合。現役時代は欧州大会常連として活躍したフェレイラは、優勝の可能性を高く見積もっているようだ。

「チームを見れば優勝の可能性は十分ある」とUEFAのインタビューに答えたフェレイラ。先週木曜日の一戦に加え、ここまでの8ヶ月間の歩みについても好印象を持っている。「順調だと思う。監督のやろうとしていること、ローテーションの採用、試合内容もね。ここまでチームは良くやっていると思う」

「トロフィー獲得は十分可能だよ」と続けるフェレイラ。「準決勝まで来たら誰だって優勝を目指すものさ。だけど相手へのリスペクトも忘れてはいけないよ」

とはいえ油断はないフェレイラ。1stレグで堂々の戦いぶりだったフランクフルトは危険な相手だと注意を促した。

「向こうもいい内容だった」と振り返るフェレイラ。「若手もいる中、自分たちのクオリティを見せつけたね。ベスト16ではインテルを破ったチームだ。実力は申し分ないはずだよ」

「準々決勝のベンフィカ戦だって、1stレグは70分近くを10人で戦って4-2で落としたにも関わらず、2ndレグで見事に逆転してみせた。危険なチームだよ」と話すフェレイラ。

「侮ってはいけない。相手をリスペクトするとは、そういうことだ。向こうもいい選手が揃っているわけだからね。でもチェルシーならどんな試合でも違いを見せることはできるはずだよ」

今年で40歳を迎えたフェレイラは、数々の欧州大会の舞台で活躍。ブルーズでの欧州大会連覇はもちろん、ポルト時代にはジョゼ・モウリーニョのもと、リカルド・カルヴァーリョとともにUEFA杯、チャンピオンズリーグも制している。

エデン・アザールの影響力は認めつつも、決勝へ駒を進めるにはチーム一丸となって戦うことが重要だとコメント。

「もちろんエデン・アザールのように世界でも指折りの選手がいることは大きい。一緒にここでプレーできたのはラッキーだったよ。すごい才能だね」と話すフェレイラ。

「今シーズンも大活躍だね。ああいう試合を決められる選手がいるのは心強い。でも大切なのはチームとして戦うことだ。どれだけいい選手がいても、それはあくまでチームとして一致団結していることが前提だよ」

また前回のヨーロッパリーグについても言及。当時はチャンピオンズリーグ優勝チームとして臨んだなか、グループステージ敗退でのヨーロッパリーグ参戦となった。

「受け入れ難かったよ。でもラファ・ベニテスから’もう起こった事。前に進まなくてはならない。大切な大会であることに違いはない’って言われたんだ」

「選手として、やるべきことをやったよ。プロとして優勝するために全力を尽くした。いいチームだったし、大会を通して安定したパフォーマンスを残せたと思う」

またフェレイラは自身の経験から、勝負を分けるのは机上の空論ではなく、試合当日にどれだけ全力を尽くせるかだとした。

「あの時はベンフィカ相手に優勝を決めることができた。向こうもすごい良い内容だったと思うし、実際こっちよりいい場面も多かったかもしれない。でも最終的にみんなが覚えているのは優勝したチームなんだ」

「決勝の舞台に立てば、内容はどうあれ結果が全てだ。勝ってトロフィーを掲げることが全てなんだよ。個人的には最後のシーズンをああいう大きな大会の優勝で締めくくれて何よりだったね」

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