2時間でも決着のつかなかったフランクフルトとの戦いはPK戦へと続いたが、最後に勝負を決めたのはエデン・アザールだった。
アザールのPKでチェルシーはヨーロッパリーグ決勝の舞台であるバクーに旅を続けることとなった。また決勝の相手はアーセナルだ。ケパ・アリサバラガがPKを2本止め、アザールがPKを決めれば勝利となったが、そのPKをアザールがしっかりと決めしチェルシーが勝利。
厳しい試合となったフランクフルト戦の後、アザールがこの試合についてコメント。
「本当に厳しい戦いだった。ゲームが始まったときは決勝に進出できるのではないかと思っていたよ。1stレグで引き分けていたからね」とアザールは話した。
「前半はいい戦いを披露できたが、後半は今シーズンでよくやってしまう開始5分での失点を見せてしまった。終盤にはフランクフルトよりも少し多くチャンスを作れていたが、結局1-1のままだった。ベストな試合とは言えなかったけれど、自分たちの個性は出せた。決勝に進出できて嬉しいよ」
「バクーでタイトルを獲得したいね」
試合を決めるPKを決めたものの、アザールはまだ何も成し遂げていないと強調。
「PKだ、結果は蹴ってみないとわからないよ!いつも責任を持って蹴っている。PKを決め勝利したときは嬉しかったよ。チームメイトもファンもみんなそうだったようにね」
「でもまだ大会が終わったわけではない。アーセナルとの決勝が控えている。アーセナルにはここ数年苦しめられているが質の高いプレーを見せてバクーで勝利を収めたいね」
またアザールは移籍の噂が絶えず出ているが、彼はチェルシーでタイトルを獲得することに集中しているとコメント。
「今はこのチームでタイトルを獲得することしか考えていない。もし最後の試合になるならベストを尽くすよ。自分の気持ちはまだ分からない。とにかく試合に勝つことだけ考えているよ」