ヨーロッパリーグ決勝戦は古巣対決となったオリヴィエ・ジルーが準決勝フランクフルト戦を振り返った。
スタンフォードブリッジで行われた一戦の勝敗はPK戦へと持ち越されたが、最後はブルーズが勝利を手にしている。
「もちろん勝てて嬉しいよ」ジルーは話す。
「フランクフルトと彼らのファンは最後まで諦めなかった。拍手を贈りたいね」
「2試合にわたって相手は非常に良いパフォーマンスだった。PK戦となれば試合の行方は50-50だから、勝てたのは少しの幸運があったね。ケパにも感謝しているよ。決勝戦へとたどり着けたのは嬉しいね。ケパがPKを得意としていることは知っていたから、彼を信じていた。素晴らしいGKだし、彼は勝利に値したよ」
アーセナルとの決勝戦は特別な試合になると話すジルーだが、ピッチの上ではトロフィーを勝ち取るために集中を高めるようだ。
「どんな年でもタイトルが欲しいし、今シーズンはこれが最後のチャンスだ」
「プレミアリーグの競争力は年々高まっている。多くの試合を戦うからシーズン終盤は疲労が溜まることも多いけど、今年のプレミア勢の躍進は嬉しい。この結果に値すると思うよ」
ルカ・ヨヴィッチに得点ランクで並ばれたジルー。今シーズンのヨーロッパリーグでは10ゴールを決めているが、ジルーはさらなる得点を狙っている。
「自分には得点のチャンスがなかった。ヨヴィッチは準決勝で2点をとったけど、自分は決勝でもプレーする。もちろん自分のゴールでチームのヨーロッパリーグ制覇に貢献したいね」