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チェルシーとレスター

チェルシーが最終節にレスターと顔合わせするにあたって、チェルシーとレスターの関係を振り返っていこう。

2016年、レスター・シティはオッズの倍率が高い中、クラブ史上初となるプレミアリーグ制覇を果たした。

現在、チェルシーでプレーするエンゴロ・カンテは2015年の夏に母国のフランスからレスターへ移籍し、プレミアリーグでのキャリアをスタートさせた。

レスターでは1年間しかプレーしなかったカンテ。しかし彼はその短い期間でチームの重要な役割を担い、タイトル獲得に貢献した。

当時、カンテがレスターにやって来たときはさほど注目はされなかったが、すぐにチームに不可欠な存在となっていった。一方、レスターはオッズ5000倍の中、プレミアリーグ優勝を成し遂げた。

レスターでの2015/16シーズンのカンテはタックル成功数、インターセプト数共にプレミアリーグトップの数値を叩き出し、PFA年間最優秀選手賞とクラブ年間最優秀選手賞を勝ち取った。 

レスターが優勝したシーズン、カンテの相方を務めたダニー・ドリンクウォーターは、そのカンテと共にチェルシーに在籍している。ドリンクウォーターは2012年にマンチェスター・ユナイテッドからレスターに移籍を果たし、そのレスターで5年間に渡ってプレーした。

彼がレスターに移籍してきた最初のシーズンは2部での戦いだった。当時のレスターは10年間に渡ってプレミアリーグ昇格を目指していた。ドリンクウォーターはチームの中枢を担い、PFA年間最優秀選手チームとチャンピオンシップ年間最優秀選手賞に選出。

その後、レスターはプレミアリーグ昇格を果たし、その翌年にはプレミアリーグ制覇を成し遂げた。ドリンクウォーターがプレミアリーグ初ゴールを記録したのは、3-0で勝利したストーク・シティ戦のことである。尾咲きながらもイングランド代表に招集され、ウェンブリーで行われたオランダとの一戦ではマンオブザマッチにも選ばれた。

かつてチェルシーでもプレーし、レスターが優勝した時のメンバーであるフクス。そのフクスは2015年から2018までキャプテンを務めるウェズ・モーガンと共に強固な守備を形成した。チェルシーに在籍していたフクスはチェルシーの若手最優秀選手にも輝いている。

彼にとって最初のフルシーズンがレスターでの優勝であった。レスターで優勝を果たしたことにより、当時プレミアリーグの2つのクラブで優勝を果たした選手の7人のうちの1人となった。

フクスは強固な守備だけでなくトッテナム戦での決勝点、3-1で勝利したマンチェスター・シティ戦で2得点を挙げ、レスターのタイトル獲得に大いに貢献した。

GKマーク・シュワルツァーもまた優勝時のメンバーである。彼はカスパー・シュマイケルのバックアッパーとしてチェルシーからやって来たものの、レスターが優勝した2015/16シーズンでは出場機会がなかった。そのマーク・シュワルツァーは2シーズン連続、異なったクラブで優勝を経験した初めての選手である。

これらのチェルシーと関係が深い4選手に加え、かつてチェルシーでも指揮を執っていたラニエリ監督の元、レスターは素晴らしいシーズンを過ごした。 

2000年、ラニエリがイングランドに初めてやって来て指揮を執ったクラブがチェルシーであった。そのチェルシーで4年間に渡り監督を務めたものの、チームをタイトル獲得に導くことはできなかった。しかし、ロマン・アブラモヴィッチがオーナーに就任すると、ラニエリにとって最後のシーズンは、プレミアリーグを2位フィニッシュ、チャンピオンズリーグでは準決勝までチームを導いた。

そのラニエリは2015年レスターで指揮を執るまでプレミアリーグのタイトルを手にしたことがなかった。レスターを優勝に導くと、FIFA年間最優秀監督賞などの監督賞を総なめした。

チェルシーとレスターは多くの関係性は存在する。チェルシーとトッテナムの一戦ではアザールが劇的な同点弾を決めて、レスターのプレミアリーグ優勝をお膳立てした。最終節の両クラブの対戦はサッカー史上最も大きな番狂わせを彷彿させるものがある。

また、2015/16シーズンでプレーしていたのは誰であろうか?そのシーズンの最終節にはセスク・ファブレガス、ダニー・ドリンクウォーターがそれぞれゴールを決め1-1の引き分けに終わった。 

チェルシーからその他