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チェルシーとプレーオフの関係

アストンヴィラとダービー・カウンティのチャンピオンシッププレーオフ決勝は、チェルシーファンにとって興味深い一戦になるはずだ。

勝てばプレミアリーグ昇格となるこの一戦、ヴィラのアシスタントコーチにはジョン・テリー、そしてダービーを率いるのはフランク・ランパードだ。

さらにピッチ上にもチェルシーからのローン組が多数顔をお並べる。アストンヴィラのチーム得点王はタミー・エイブラハム、そしてダービーにはメイソン・マウントに、クラブの年間最優秀選手賞を受賞したフィカヨ・トモリがいる。

ブルーズのローン組がプレーオフ決勝に進出するのはこれで3年連続。昨シーズンは元ブルーズのスラヴィサ・ヨカノヴィッチ率いるフルハムのトマス・カラスとルーカス・ピアゾン、そして対するヴィラはジョン・テリーがキャプテンとして現役最後の試合を戦った。

その前の年はハダーズフィールド・タウンがレディングをPK戦の末下して昇格を決めているが、スタメンにはイジー・ブラウンが、延長戦にケイシー・パルマーと交代。アカデミー出身でいえばジョン・スウィフトもいた。さらにユース出身ではサム・ハッチンソンもシェフィールド・ウェンズデイの一員として2016年に決勝進出を果たしている。

2011年のプレーオフ決勝もブルーズ色が強かった。スウォンジーを率いたのは元ユースチーム監督のブレンダン・ロジャースで、レディングを4-2で下している。さらにスウォンジーの前線にはリーグ戦9試合で6ゴールを決めたファビオ・ボリーニ、チェルシーでは期待の若手だったスコット・シンクレアも在籍。控えGKも元ブルーズのイヴェス・マ=カランベイだった。

ゴールキーパーといえばその翌年、ロブ・グリーンがゴールマウスを守ったウェストハムが、カールトン・コールの先制点もあり2-1でブラックプールを下している。

グリーンがプレーオフ決勝に進出したのは全部で3回。2014年にはQPRの一員として、ダービー相手の1-0の勝利に貢献しマンオブザマッチに輝いている。しかしその一方で2002年には、バーミンガム相手にPK戦の末、ノリッチ・シティとともに敗退している。

プレミアリーグ創設から数えると、プレーオフ決勝進出回数と勝利数で元ブルーズのニール・シッパリーと並び最多を誇るグリーン。そんなシッパリーのハイライトといえば2004年、クリスタルパレスのキャプテンとして元ブルーズのダニー・グランヴィルと共に戦った一戦だろう。

この試合でシッパリーはウェストハム相手に1-0の決勝点を記録しヒーローとなった。プレーオフからの昇格を決めたのはこれが2度目で、1997年にはシェフィールド・ユナイテッドの一員として、こちらもチェルシーの元チームメイトだったナイジェル・スペックマンと共に1-0で勝利している。しかし2000年、バーンズリー時代には昇格を逃している。

プレミアリーグになってから初めてのプレーオフ決勝もチェルシーに所縁が深い。元ブルーズのデイヴィッド・スピーディはブラックバーン・ローヴァーズと共に出場、1992年の決勝でレスターを1-0と下している。そしてその翌年の決勝を席巻したのはグレン・ホドルだった。

スウィンドン・タウンの選手兼監督だったホドルは、その夏にチェルシーへ行くことが公然の秘密だった中、最後の試合で活躍し下馬評を覆しての昇格を決めている。

監督としてだけでなく、36歳だったホドルは先制点まで決めて4-3の勝利に貢献。84分のPKが決勝点となり、レスターは2年連続の決勝敗退の憂き目に遭ったのだった。

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