今シーズンのヨーロッパリーグで調子を上げてきているチェルシーのエメルソン・パルミエリ。そのエメルソンは決勝まで辿り着いた同大会を通して自身が成長しているのを実感しているようだ。
マウリツィオ・サッリの元、エメルソンがスタメン出場した最初の試合の7試合のうち5試合がヨーロッパリーグであった。他にスタメン出場を果たしたカラバオ杯でのリヴァプール戦ではチェルシー移籍後初ゴールをマークしている。
ヨーロッパリーグで出場機会を獲得しているエメルソンは、プレミアリーグ終盤に差し掛かるとマルコス・アロンソと出場機会を分け合うようになり、ここまで素晴らしいパフォーマンスを見せている。
「ヨーロッパリーグのような大会は人としても選手としても成長できる場だよ」と自身のヨーロッパリーグでの経験を話したエメルソン。
「人格面ではとてもためになっている。ここまで上手くやれていると思うね。自分がこの大会で十分に力を発揮することを考えていたよ」
「ローマでヨーロッパリーグは経験しているけど、ラウンド16で敗れたんだ。今チェルシーは決勝の舞台で戦うチャンスをものにしている。自分、チームメイト、クラブそしてサポーターのためにもタイトルを持ち帰りたいね」
スラヴィア・プラハ戦とフランクフルト戦での激闘がヨーロッパリーグでの経験をより濃いものにしてくれたと考えているエメルソン。「準決勝、準々決勝の勝利が来週の決勝での糧になる」とエメルソンは話した。
「ダービーに加えて決勝だからいつも通りにはいかないと思うよ」とコメント。「アーセナルは序盤からアグレッシブに来るだろう。なぜなら彼らはトップ4でフィニッシュすることができなかったからね」
「チェルシーはチャンピオンズリーグ出場権を手に入れて、ヨーロッパリーグの決勝まで駒を進めた。今シーズンは良いものなったよ。ヨーロッパリーグのタイトルを獲得することを願うばかりだ」
「それが達成することができたら、自身にとってとても有意義になるね。自分は同大会で沢山プレーした。トーナメントを制覇して自身の価値を証明したいね」