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チェルシーのミスター・ヨーロッパ - オリヴィエ・ジルー

アーセナルとのヨーロッパリーグ決勝ではエデン・アザールの活躍に注目が集まったが、大会通じて優勝に大きく貢献したのはオリヴィエ・ジルーと言っても過言ではないだろう。

古巣相手の決勝となったジルーは、49分の先制点で4-1の勝利へとチームを導いた。アザールの3-0とするゴールでは見事なアシストを披露し、優勝を決定づけている。

32歳のジルーは大会を通じて好調ぶりを披露。ヨーロッパベストイレブンにはチェルシーから7名が選出、もちろんジルーも選ばれている。その活躍ぶりは、ミスター・ヨーロッパと呼ばれるにふさわしい。

トップクラスの決定力

プレミアリーグではわずか2ゴールでシーズンを終えたジルーだが、ヨーロッパリーグでは11ゴールで大会得点王に輝いている。チェルシーにおいても、欧州大会1シーズンで2桁得点は初の快挙だ。

しかもそのゴールを決める様々な形を見れば、ジルーが如何に優れたストライカーがよく分かるだろう。

大会初ゴールはBATEボリソフ戦、そして最後はアーセナル戦といずれもエメルソンのクロスに頭で合わせてのゴールだったが、そのほかの9ゴールの形は様々だ。

PAOKとのホームゲームでは角度のない位置からのシュートや、完璧なボレーを披露。ヴィディ相手にはフリーキックも決めている。さらにマルメ戦ではヒール、そして同じくマルメ、スラヴィア・プラハを相手には至近距離から押し込んだりもしている。

そして何といっても5-0で勝利したディナモ・キエフ戦では、両足に頭とパーフェクトハットトリックを記録した。

アシストの才能

昨年のW杯ではフランス代表の隠れたヒーローとして話題を集めたジルー。ゴールこそ無かったものの、チームの連携には欠かせない橋渡し役として活躍を続けた。

ヨーロッパリーグではゴールを量産したジルーだが、アシストも5本を記録。これは大会を通じてウィリアンほか2選手に続く数だ。

ホームで3-0の勝利をおさめたディナモ・キエフ戦ではヒールでペドロの先制点をアシスト。さらに5-0で終えたキエフ戦でもカラム・ハドソン=オドイへのスルーパスを披露した。4-3で勝利したスラヴィア戦でもペドロとワンツーを見せ、決勝のアーセナル戦では浮かせたボールでアザールのゴールをお膳立てしている。

こうしてジルーは4つのFA杯、W杯に続き、今シーズンは欧州タイトルと有終の美で幕を下ろしている。

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