インタビュー

ペトル・チェフ:チェルシーのさらなる成功のために

古巣復帰を果たしたチェフのインタビューをお届け…

チェルシーでは歴代6位の出場数でレジェンドの地位を確立したペトル・チェフ。テクニカル&パフォーマンスアドバイザーとしてクラブに復帰し、さらなる成功を目指す。数々のタイトルを手にしたその経験を、新たな形で古巣へと還元する時が来た。

そんな新しいチャレンジに挑むチェフが、公式ウェブサイトでその思いを語った…
 

「あらゆる可能性を探りたかったし、正直現役続行の選択肢もあった。周りからは勧められていたしね」と話すチェフ。「同時に様々な役職でのオファーももらっていた。でもチェルシーからの話は特別だった。ここで築いた歴史があるからね」

「結果的に最高のオファーだったと思うし、こういった形で古巣に復帰できるのは光栄なことだよ。責任も重いけど、是非ともやってみたい内容だね」

37歳になったチェフは、自身の役職について次のようにコメント

「コブハムであらゆる部署と密接な関係を持つことになる。パフォーマンスやリクルート、チームにもね。プロとして20年、イングランドでは15年間トップチームでプレーし続けたからこその経験を活かしたい」

「選手からすると物の見方にズレが生じることもある。こういった部分が、自分なら目線を変えて対応できるはずだ。高いレベルのパフォーマンスを残すためにどんな準備をすべきか、ここに注力したい。最高レベルの環境を整えたいね。もう既にかなりのレベルなのは分かっているけど、ここをさらに押し上げたい」

「毎試合でも勝てるような気持ちで臨まないとね。言うは易く行うは難し、だけどチーム一丸となって同じ目標を掲げることは大切だ。こうしたことを念頭に、できる限りの事をしていきたいね」

アーセナルでの時間も糧になったと振り返るチェフ

「アーセナルではいい経験をさせてもらった。異なる環境だったよ。チェルシーでは監督をはじめ多くのことがめまぐるしく変わっていく環境だったけど、アーセナルでは変化が少なかった。でも昨シーズンから新加入選手も増えて、監督も代わって、間違いなくチームは変わっていった。それで学んだことは多いね」

「チェルシーのことはよく分かっているつもりだ。当時のスタッフもまだたくさん残っているから、初めましてで仕事を始めるわけじゃない。自分なりにアイデアはあるし、この15年で数々のタイトルを獲得した勢いを継続させたい。さらにもっとだね」

現役引退について

「素晴らしいキャリアだった」と振り返るチェフ。「鉄のカーテンの向こう側にあったチェコスロヴァキア生まれの人間からすれば、全く人生観が異なるものだよ。でも革命が起こって国境が変わって、突然未来が開けたんだ。海外に出てプレーするにあたって、この出来事は大きかった」

「小さなクラブから少しずつステップアップして、代表入りも果たした。代表入りをして、トップディヴィジョンでプレーするのは夢だったよ。チャンピオンズリーグもずっと夢の舞台で、19歳で立つことができた。代表チームにも居場所を見つけて、また次のステップを踏むんだ。こうしてキャリアを終えられたのは、夢のようだったよ」

「この20年のキャリア、11年をチェルシーで、4年をアーセナルで過ごせて本当に良かったよ」

そのカバー能力とセービングが武器のチェフは、現役最後の試合でチェルシーと対戦することに

「初めてアーセナルの選手としてスタンフォードブリッジを訪れた時は辛かったね。反対側でウォーミングアップするのがすごい変な感じだった。ドレッシングルームも逆サイドでね。何もかもが馴染みの場所なのに、実際は別のチームなんだから」

「でもそんな感覚も最初だけだったね。シーズンを経て2度、3度と繰り返すたびにアウェイチームという認識は固まっていたよ。でもやっぱり思い出すことはある。228のクリーンシート、ここで掲げたトロフィー、ダブル達成やチャンピオンズリーグにリーグ杯。忘れられないよ」

「いつだって特別な思いでここに来るんだ。またこうして新たな形で帰って来ることになったけど、懐かしさはあるね」

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