フランク・ランパードがチェルシーの次期監督になることを記念して、チェルシーで過ごした13年間を含む彼のキャリを振り返っていこう…
フランク・ランパードの年齢は?
現在は41歳。彼は1978年6月20日にエセックスのラムフォードで産まれた。
身長は?
6フィート (1.84m)
チェルシーに加入した年は?
2001年の6月に1100ポンドでチェルシーと契約。当時、チェルシーの選手の中で2番目に高い金額でありプレミアリーグの中でも最高額に近い数字となっている。
チェルシーで過ごしたシーズンはどれくらい?
2014年までの13シーズン。
チェルシーデビューはいつ?
シーズンの開幕戦となったホームでのニューカッスル戦。 - 2001年8月19日、1-1の引き分け
チェルシーでの最後の試合は?
2014年5月4日、ノリッチとのホームでの試合。- 0-0の引き分け
チェルシーでの通算出場数はどれくらい?
648試合に出場。その中で593試合がスタメン出場となっている。これを上回る数字を記録しているのはロン・ハリス、ピーター・ボネッティ、ジョン・テリーのみだ。
記録したゴール数は?
フランク・ランパードはクラブ通算で歴代トップとなる211ゴールを決めている。
2013年の5月11日に行われたアストンヴィラ戦でボビー・タンブリングを追い抜かす203ゴール目を記録。このゴールは決勝点となった。
また、リーグ戦だけに限ってみても歴代最多ゴールはランパード。プレミアリーグ通算147ゴールを記録した。
FA杯では26ゴール。
欧州では25ゴール、ドログバは34ゴールを記録。
リーグ杯では歴代2位の12ゴール。トップは25ゴールを決めたケリー・ディクソンだ。
彼は出場5試合目となるUEFA杯レフスキ・ソフィア戦でチェルシー初ゴール。
クリスマス直前、ボルトン戦では5点目を奪い大勝に貢献。
2003年のチャンピオンズリーグではラツィオ戦で見事なシュートも決めている。
チェルシーでは10シーズン連続で二桁のアシストとゴールを記録。また5シーズン連続で20ゴールを記録している。
チェルシーで獲得したタイトルは?
UEFAチャンピオンズリーグ 2012
プレミアリーグ 2005,、2006、2010
UEFAヨーロッパリーグ 2013
FA杯 2007、2009、2010、2012
リーグ杯 2005、2007
FAコミュニティシールド 2005、2009
合計で13個のタイトルを獲得。
個人で獲得した賞は?
FWA年間最優秀選手賞 2005
PFA年間最優秀選手賞 2005
FIFPro年間ベストイレブン 2005
UEFA選定最優秀MF賞 2008
FIFA年間最優秀選手賞第2位 2005
バロンドール第2位 2005
PFA年間最優秀選手賞第2位 2004、2005、2006
チェルシー得点王 2004/05 (19ゴール)、2005/06(20 ゴール)、2007/08(20 ゴール)、2011/12(16 ゴール)
チェルシー年間最優秀選手賞 2004、2005、2009
FWA年間最優秀選手賞第2位 2004
チェルシー特別賞 2008、チェルシー通算100ゴールを記念して
チェルシー特別功労賞 2013
フットボール記者協会功労賞 2009
2015年にはフットボールにおける貢献で大英帝国勲章を受章
チェルシーで達成したマイルストーンは?
2003年5月3日のウェストハム戦で100試合出場達成。0-1で敗れている。
2005年2月23日のチャンピオンズリーグ、アウェイのバルセロナ戦で200試合出場達成。1-2で敗れている。
2007年1月10日のリーグ杯、ウィコムとのアウェイゲームで300試合出場達成。1-1で引き分けている。
2009年1月17日、2-1で勝利したストーク戦で400試合出場達成。
2011年4月6日のチャンピオンズリーグ、マンチェスター・ユナイテッドとのホームゲームで500試合出場達成。0-1で敗れている。
2013年4月17日、アウェイのフルハム戦で600試合出場達成。3-0で勝利している。
100点目を記録したのは2008年2月のFA杯ハダーズフィールド戦。3-1で勝利している。
150点目は2010年3月のアストンヴィラ戦での3点目。この日は4ゴールで7-1の勝利に貢献している。
200ゴール目は2013年3月17日のウェストハム戦。古巣相手に2-0で勝利している。
2001年10月13日から2005年のボクシングデイまで、リーグ戦164試合連続出場を達成し当時のプレミアリーグ記録を更新。現在もクラブ記録となっている。
2012年10月のシャフタール・ドネツク戦で、チェルシーでは初めてとなる欧州大会100試合出場を達成。
2014年4月のPSG戦で、チャンピオンズリーグ100試合出場達成。
キャプテンを務めた回数は?
83回。2012年のチャンピオンズリーグ決勝では、出場停止のジョン・テリーに代わって主将を務めた。
ハットトリックの回数は?
5回。最初のハットトリックはFA杯のマクレスフィールド戦。
フランク・ランパードは58回のPK(PK戦を除く)を蹴って、49ゴールを記録
2009年12月のウェストハム戦では、2回の蹴り直しも得点。
PK戦では10回中8回成功。2012年のチャンピオンズリーグ決勝でも決めている。
ランパードが最もゴールを決めた相手は?
アストンヴィラ - 14ゴールを記録。
チェルシー加入前、退団後に所属したクラブは?
最初のクラブはアカデミーを卒業したウェストハム。スウォンジーへもローン移籍している。
チェルシー退団後はマンチェスター・シティ、ニューヨーク・シティでプレー。2017年2月に引退を表明した。
ウェストハム時代のゴール数は?
デビューは1996年5月、187試合38ゴールで2001年にチェルシーへ移籍した。
スウォンジー時代は?
11試合で1ゴール。当時リーグ1所属のスウォンジーで、プロ初試合を経験している。
マンチェスター・シティ時代は?
38試合8ゴール。
ニューヨーク・シティでは?
31試合15ゴール。
プレミアリーグ通算609試合出場で、歴代3位の記録を保持
ゴール数(177)は歴代4位、アシスト(102)も歴代4位。
他のクラブでのタイトルは?
ウェストハム時代の1999年、インタートトカップを制している。
ダービーでの監督キャリア
2018/19シーズン、フランク・ランパードはダービー・カウンティの監督に就任。
初戦は2018年8月のアウェイのレディング戦で、2-1の勝利。
ダービーはフットボールリーグチャンピオンシップ46試合で20勝14分、6位でフィニッシュ。昇格プレーオフに進出しリーズを下して決勝進出も、アストンヴィラに2-1で敗れている。
FA杯では5回戦に進出し、ブライトン相手に敗退。カラバオ杯ではチェルシーと4回戦で対戦。3-2で敗れている。
父親は?
父親のファーストネームもフランク。父親はウェストハムで670試合に出場したサイドバックで、FA杯を2回優勝している。1980年のFA杯準決勝エヴァートン戦では決勝点を記録し、コーナーフラッグを駆け回るセレブレーションは、のちに2009年、同じくエヴァートン相手に決勝で決勝点を決めた息子のランパードが真似している。
家族は?
従兄弟はジェイミー・レドナップ。現役時代はリヴァプールなどでプレーし、イングランド代表でも中盤を担っていた。叔父のハリー・レドナップも元ウェストハムで、監督時代にランパードを見ている。なお当時のアシスタントコーチには父親もいた。
妻はクリスティーン・ランパード。旧姓はブレイクリーで、TV司会者を務める。
代表キャップ数とゴール数は?
106キャップ、29ゴール。
チェルシー時代の記録は?
104キャップ、29ゴール。
代表タイトル
イングランド代表年間最優秀選手賞 2004、2005
UEFAユーロ2004ベストイレブン選出
主要大会出場記録
ユーロ2004(4試合3ゴール+PK戦1回成功)
2006年W杯(5試合)
2010年W杯(4試合)
2014年W杯(1試合)