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チェルシーのプレミア制覇を支えたドイツ出身選手たち

ボルシア・メンヒェングラートバッハとのプレシーズンマッチ最終戦は今夜。今回はブルーズでプレミアリーグのタイトルを手にしたドイツ出身選手をチェックしよう。

世界各国から選手が集まるプレミアリーグだが、驚くことにブルーズでプレミア王者を経験したドイツ出身選手はわずかに5人だ。

ドイツ出身の選手がそれほど多くなかったブルーズ。一方でブルーズがドイツ出身選手の助けなしにプレミア制覇を果たしたのは2016/17シーズンの一度きりだ。

アントニオ・リュディガーはプレミア王者を経験していないものの、加入後2シーズンはカップ戦でのトロフィー獲得に貢献。2012/13シーズンにはマルコ・マリンもファーストチームでピッチに立っていた。

今回焦点を当てるのは、ブルーズでプレミアリーグ制覇に貢献したドイツ出身選手の面々だ。

1人目はロベルト・フート。フースは2003年から3年連続でクラブ若手年間最優秀選手賞を獲得。チェルシーのレジェンド、スティーヴ・クラークとともに守備陣を統率した。

激しいタックルでスタンフォードブリッジのヒーローとなったフート。強靭な身体を武器に、時にはストライカーとしてプレーすることもあった。

しかし、その後クラブに歴史を刻むことになるマルセル・デサイー、ウィリアム・ギャラス、リカルド・カルヴァーリョ、ジョン・テリーといった選手が台頭。フートはレギュラーの座を奪われることとなる。

一方でフートは2005年に10試合、2006年に13試合に出場し、ブルーズのプレミア連覇に貢献している。

チャールトンを下し、クラブ史上初のプレミア制覇を成し遂げた一戦ではフートも喜びを爆発させる。ピッチ整備用のバギーに乗り、ピッチを走り回るというパフォーマンスを見せた。

2度目のプレミアリーグ制覇にも貢献したフートはクラブを退団。その10年後にはレスターの守備陣を中心選手として統率すると、チームを2015/16シーズンのプレミアリーグ優勝へと導いた。当時レスターを率いたクラウディオ・ラニエリ監督はチェルシー時代にフートをファーストチームでデビューさせた張本人だ。

今年の1月に現役引退を発表した34歳のフート。フランク・ランパード率いるダービーへの移籍が噂されたこともあるフート。ミドルズブラ、ストークでもプレーしており、プレミアリーグ322試合出場はドイツ出身選手として最多記録だ。

フートがチェルシーを離れた夏、スタンフォードブリッジにはドイツから新たな選手が加入。それはドイツ代表でキャリア通算98試合に出場し、42ゴールを決めたあの選手だ。

その選手はミヒャエル・バラック。2試合に1点というペースでゴールを量産し、バイエルン・ミュンヘンを多くのタイトル獲得へと導いたバラックはファンからもチームメイトからも愛される存在に。

チェルシーでのデビューシーズンにはカーリング杯制覇に貢献したバラック。FA杯では準決勝でブラックバーンを相手に決勝点を決め、チームを決勝進出に導いた。バラックは決勝戦を怪我のために欠場したものの、チェルシーは同大会制覇を成し遂げている。バラックがその能力を見せつけたのは2007/08シーズンだ。

怪我により出遅れたバラックだが、マンチェスター・ユナイテッド戦では2ゴールを決めてチームを勝利へ導くなど、タイトル争いを最終節までもつれ込ませた。

このシーズンは無冠に終わったチェルシーだが、翌年にはエヴァートンを下しFA杯を制覇。2009/10シーズンにはチームの2冠に貢献している。

チェルシーとの契約が満了するとバイヤー・レヴァークーゼンへと移籍したバラック。チェルシーでは167試合に出場し26ゴールを記録。2012年のチャンピオンズリーグではレヴァークーゼンの選手としてスタンフォードブリッジへ帰還している。

最後はアンドレ・シュールレ。2013年にレヴァークーゼンから加入したシュールレは前線の複数ポジションをこなす選手。チェルシーでのデビューシーズンに多くのゴールを記録した。

ハイライトはフルハム相手のハットトリックだろう。わずか16分間で3ゴールを挙げたシュールレは西ロンドンのライバル相手の勝利に貢献。さらにマンチェスター・シティやアーセナル相手にもネットを揺らし、チームを勝利へ導いている。アーセナルには6-0と大差で勝利を手にした。さらにチャンピオンズリーグではPSG相手にネットを揺らし、チームを逆転勝利へと導いた。

2014年にはドイツ代表の一員としてW杯の頂点に立ったシュールレ。W杯では母国の世界一を決めるゴールを演出し、プレミアリーグ開幕戦ではバーンリー相手に芸術的なゴールを決めてみせた。

プレミアリーグ開幕戦で数多くのゴールを決めてきたチェルシーの選手たちだが、このゴールは格別。バーンリーとの2014/15シーズン開幕戦ではセスク・ファブレガスの芸術的なパスをシュールレが落ち着いてゴールへ流し込んだ。

シーズン途中でウォルフスブルグへと移籍したシュールレだが、多くの試合に出場したためプレミアリーグの優勝メダルを獲得。チェルシーでは通算65試合に出場し14ゴール。そのうち35試合はスタメン出場だった。

昨シーズンはフルハムの一員としてプレミアリーグに戻ってきたシュールレ。バーンリー相手に決めたゴールは1月のプレミアリーグ月間ベストゴール賞に輝いた。その後フルハムがチャンピオンシップへ降格すると、スパルタク・モスクワへのローン加入が決まっている。

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