マッチプレビュー

マッチプレビュー:リヴァプール v チェルシー

ボスポラス海峡で開催されるスーパー杯。クラブの専門家リック・グランヴィルがリヴァプール戦をプレビューしてくれた...

トーキングポイント

2000年以降、チェルシーとリヴァプールが対戦するのは60回目。これはイングランド勢対決としては21世紀で最多の数字だ。

スーパー杯がイングランド勢対決となるのは史上初。チェルシーはヨーロッパリーグ決勝でアーセナルを4-1で下し、一方のリヴァプールはチャンピオンズリーグ決勝でトッテナムに2-0で勝利している。

この試合はスーパー杯史上初めて女性が主審を務めることに。フランス出身のステファニー・フラパートはリーグ1でアミアン v ストラスブールの笛を吹いた経験がある。

UEFAスーパー杯は史上初のイングランド勢対決となる(過去にはイタリア勢同士、スペイン勢同士の対戦があった)

photo of キースタッツ キースタッツ

プレミアリーグ開幕戦後にイスタンブールへ到着した両クラブ。リヴァプールは昇格組ノリッチに勝利したものの、GKアリソンを怪我で欠いている。

ブルーズはオールド・トラフォードで0-4と敗戦。一方で主力選手の復帰も間近だ。ランパードはアカデミー出身の3人を起用していた。

リヴァプールの移籍情報

夏の移籍市場では控えめだったリヴァプール。GKのシモン・ミニョレが退団し、アドリアンがフリートランスファーで加入している。ノリッチ戦で負傷したアリソンの復帰には4-8週間がかかる予定だ。

センターバックにはジョー・ゴメスとフィルジル・ファン・ダイクの起用が見込まれる。この2人はノリッチ戦でも守備陣を統率した。

ディヴォク・オリギのポジションにはサディオ・マネが復帰するだろう。

マウリツィオ・サッリのもと、昨シーズンのヨーロッパリーグでは15戦12勝3分と無敗を維持したチェルシー。これはヨーロッパリーグ記録だ。ヨーロッパにおいてチェルシーは2018年3月にバルセロナに敗れて以降、15戦無敗となる。

昨シーズンは拮抗したチェルシーとリヴァプール。アンフィールドではチェルシーがカラバオ杯で勝利したものの、プレミアリーグでは敗戦。スタンフォードブリッジでは1-1のドローに終わっている。

スーパー杯でのイングランド勢

2013年には3つのUEFA主要タイトル - ヨーロピアン杯/チャンピオンズリーグ、UEFA杯/ヨーロッパリーグ、カップウィナーズ杯 - を獲得した初のイングランド勢となったチェルシー。過去にはアヤックス、バイエルン・ミュンヘン、ユヴェントスがこれを達成している。マンチェスター・ユナイテッドは2017年にこれを達成。上記の5クラブはいずれもスーパー杯で勝利した経験がある。


イングランド勢のヨーロッパでのタイトル数

ヨーロッパでのチェルシー v リヴァプール

リヴァプールを最後にヨーロッパの舞台で下したのはチェルシー。2009年のチャンピオンズリーグ準々決勝ではアンフィールドで3-1と勝利している。

UEFA大会において、チェルシーはリヴァプール相手に10戦3勝5分2敗。全てチャンピオンズリーグでの対戦だ。2005年5月にはルイス・ガルシアの「幻のゴール」、2008年4月にはジョン・アーネ・リーセのオウンゴール、2009年4月にはブラニスラヴ・イヴァノビッチが2ゴールを挙げるなど、数多くの名場面が生まれている。

中でもフランク・ランパードは特別な想いを抱いてピッチに立った人物だ。2008年には自身の母の死から数日後にリヴァプール戦を迎え、見事にPKを決めてみせた。2戦合計4-3で勝利したチェルシーはモスクワでのチャンピオンズリーグ決勝へと駒を進めている。

過去の対戦

2004/05 準決勝 - リヴァプールが2戦合計1-0で勝利
2005/06 グループステージ - 2試合ともスコアレスドロー
2006/07 準決勝 - 2戦合計1-1、リヴァプールがPK戦で勝利
2007/08 準決勝 - チェルシーが2戦合計4-3で勝利
2008/09 準々決勝 -  チェルシーが2戦合計7-5で勝利

フランク・ランパードはリヴァプール相手に39試合(18勝8分13敗)で7ゴールを記録。2012年、2013年のスーパー杯でキャプテンを務めたが、いずれもアトレティコ、バイエルン・ミュンヘンに敗れている。

 

ヨーロッパの舞台では5回のPK戦を経験しているチェルシー。2012年のチャンピオンズリーグ決勝戦ではミュンヘンで勝利し、昨シーズンのヨーロッパリーグ準決勝でもフランクフルトに勝利。一方、その他3回では敗れている。

ブルーズにとってイスタンブールで公式戦を戦うのはこれが4度目(これまでは1勝1分1敗)2003/04シーズンのチャンピオンズリーグではベジクタシュに2-0で勝利したが、この試合は安全上の理由によりゲルゼンキルヘンで開催された。

チェルシー v リヴァプール

キックオフ: 日本時間午前4時
主審: ステファニー・フラパート
VAR: クレメント・ターピン
出場停止: チェルシー - なし;リヴァプール - なし
負傷離脱: チェルシー - ハドソン=オドイ、ジェイムズ、ロフタス=チーク;リヴァプール - アリソン、クライン
引き分けに終わった場合: 延長戦を行い、決着がつかない場合はPK戦を実施
ベンチメンバー: 12名を登録可能。交代は3名までだが、延長戦に入った場合はもう1名の交代が可能。

チェルシーからその他