昨シーズンはエンゴロ・カンテの最適なポジションについて多くの議論がなされたが、フランク・ランパードはカンテがどのポジションでもプレーできると話している。
昨シーズン、マウリツィオ・サッリのもとでは中盤の右側でプレーすることの多かったカンテ。水曜日のリヴァプール戦ではジョルジーニョが中央を務め、カンテは主に中盤右側でプレーしていた。
「重要なことは、中盤の選手が様々なポジションに適応できることだ」ランパードは話す。
「リヴァプール戦では選手が強さを出すために自由な中でプレーする場面もあった」
「フットボールでは、中盤でボールを奪うために4バックの前に留まっている必要性はない。エンゴロはボールを前に運べるし、中盤を離れて高い位置でボールを奪い返すことができる」
ランパードは初スタメンのメイソン・マウントにも言及
「非常に良いプレーだった。彼はハングリーだし、選手として求められるものを学んでいるよ。毎日素晴らしい態度でトレーニングに臨んでいる」
「メイソンのここ2試合を見ていると、今シーズンが彼のために素晴らしいシーズンになると自信が持てるよ。毎試合スタメンは難しいかもしれないが、この調子を継続すればチームにとって大きな影響を与える選手になれるはずだ」
ランパードはレスター戦に向け次のようにコメント
「レスター戦はホームのファンの前でプレーできるビッグゲームだ。ここ数年のレスターは選手も監督も賞賛に値するよ」
「ブレンダン(・ロジャース)のことはよく知っている。素晴らしい監督だよ。トップレベルの若い選手たちや、ベテラン選手がいる。大きなチャレンジになるだろうね」
「試合への準備が重要だ。ここ2試合は難しいゲームだった。水曜日の力強いパフォーマンスが簡単に続けられるわけではない。自分たちで集中を高めないとね」
スタンフォードブリッジで初めて指揮を執るランパードは自身の心境を語った
「プライドだ。このクラブの監督であることに誇りを持っているよ。選手としてここを離れてから何度かスタンフォードブリッジを訪れたけど、良いサポートを受けることができた」
「感情的で、自分にとって特別な日になるだろう。でもそれは自分にとっての話だ。重要なことは勝ち点3のために戦うことだよ」
まだ出場機会のないミシー・バチュアイについては
「ミシーはストライカーの1人としてここに残る。3人のストライカーがいるが、彼にもチャンスがあるはずだ」
「ミシーにとっては毎日トップレベルのトレーニングを重ねて、このチームのストライカーに求められるものを身につけることが大切だよ。オンザボールでもオフザボールでも動き続けて、ゴールを決めることだね」
「ミシーはタミーやオリヴィエ・ジルーとポジションを争っている」
ダヴィデ・ザッパコスタの今後に関しては
「まだ決まっていない。ザッパコスタはこのチームの選手だ。リース(・ジェイムズ)が怪我をしていて、今後2、3週間で復帰する可能性がある。その時点で決断を下すことになるよ」
「ザッパコスタのトレーニングへ臨む態度やクオリティは素晴らしいよ。優れた選手だね。ヨーロッパの移籍市場が終了した時点で良いチームになっていなければいけないんだ」
「これは自分たちやザッパコスタにとっての決断だ。選手たちにとって良い決断をしたいね。ザッパコスタは常にプロフェッショナリズムを示してきた。今はこのチームの選手だ」