サウサンプトン戦では18歳のカラム・ハドソン=オドイの出場可否が注目されるが、マウリツィオ・サッリは長期的な視野で成長を期待している。
筋肉系の問題を抱え、ボクシングデイのワトフォード戦では途中交代したハドソン=オドイ。1年前のファーストチームデビュー以降、ハドソン=オドイは10試合でプレーしている。
「ハドソン=オドイは優れた選手だ」サッリは話す。「ビッグプレーヤーとなるだけの資質があるし、だからこそ成長しなければいけないね。ボールを持ったときは素晴らしいが、オフザボールでの動きには成長の余地がある。ウィンガーとしては守備面でもまだまだ足りない部分があるけど、とても重要な選手となる可能性を秘めているよ」
今後もチェルシーで10代の若手選手をプレーさせる可能性について、サッリは次のようにコメントした。
「このレベルではアカデミーから若手選手を起用することは簡単ではない。それはヨーロッパのどのチームでも同じだよ。バルセロナやレアル・マドリッドでは1人、2人とアカデミーの選手が起用されることがあるけど、ユヴェントスやPSGでは0人だ。簡単ではないよ!」
「このチームは幸運だよ。アンパドゥ、クリステンセン、ハドソン=オドイがいるんだからね。とても良いアカデミーがあるんだ」
「今シーズン、ヨーロッパで8試合に出場した18歳の選手は多くないだろう。ハドソン=オドイはすでに6、7試合でプレーしている」