昨夜のカラバオ杯準決勝スパーズ戦で鍵となるゴールとPKを記録したエデン・アザールとダヴィド・ルイスの2人が、試合を振り返った。
前半のエンゴロ・カンテとアザールのゴールで2-0のリード奪って前半を終えたチェルシー。しかし後半にフェルナンド・ジョレンテのゴールで試合はPK戦へともつれ込んでいる。
トッテナムはPKを2本失敗、最後はダヴィド・ルイスが決めてマンチェスター・シティの待つ決勝へと駒を進めた。
「最高の気分だね」と振り返るダヴィド・ルイス。
「チーム全員が良かった。特に前半がね。3点や4点は決められたね。後半も試合は支配できていたけど、ワンチャンスを決められてしまったね」
「一貫してこちらのペースだったのに、PK戦に持ち込まれたのは痛手だった。PK戦になったらもう神のみぞ知るところだからね」
「いいプレスをかけられたし、守備陣に加え攻撃陣もよくやっていた。チームの気持ちを見せられたね」
5人目のキッカーを任されていたアザールだったが、最終的には蹴らないまま試合終了。本人は決勝までとっておくと笑顔。
マンオブザマッチにも選ばれたアザールはルイスのコメントに同意しつつ、マウリツィオ・サッリのコメントについても言及した。
「しっかり立て直せたことが大きい」と話すアザール。
「90分間、いい内容だった。前半はしっかりコントロールできていた。向こうはたった一度のチャンスでゴールを決めたんだ。こっちには何度もチャンスがあったけど、決めきれなかった。でも決勝進出を果たせて嬉しいよ」
「自分らしいフットボールをするだけさ」と話すアザール。
「監督のコメントにかかわらず、このチームに集中して、チームのためにベストを尽くす。それが結果に繋がったから、今日は嬉しいね」
マンチェスター・シティとの決勝は2月24日開催。アザールは2015年以来のリーグ杯決勝を心待ちにしているようだ。
「厳しい試合になる。プレミアリーグではリヴァプールと並んでベストチームだからね」
「この5年、たくさんのトロフィーを手にしたチームだ。でも優勝のチャンスは五分五分だろうね」