FA杯5回戦でマンチェスター・ユナイテッドと対戦することになったチェルシー。今回はそんな両チームの過去の顔合わせを写真で振り返ろう。
FA杯5回戦でホームにユナイテッドを迎え撃ち、これで3大会連続での顔合わせとなる両チーム。
毎回白熱の展開になるこの一戦は、FA杯での顔合わせ過去4試合、いずれもブルーズに軍配が上がっている。
その全てが1-0での辛勝、まずは昨シーズンのFA杯決勝から振り返ろう。
ウェンブリーでの一戦を分けたのは、エデン・アザールのPK。セスク・ファブレガスのパスに反応したアザールが、フィル・ジョーンズに倒され自らファウルを受けている。
これを冷静に決め、そのままブルーズはこのリードを守りきっての勝利。
クラブ通算8度目となるFA杯優勝を果たしたのだった。
その前にFA杯で対戦したのは、2016/17シーズン。スタンフォードブリッジでの一戦は、エンゴロ・カンテの決勝点で終わった。
同シーズン序盤にもユナイテッド相手にゴールを決めていたカンテは、この試合でも豪快な一発で準決勝へとチームを導いている。
さらにベスト4ではトッテナム相手に4-2の勝利、しかし決勝ではアーセナルに2-1で敗れている。
2013年のスタンフォードブリッジでの一戦は、6回戦再試合。この試合で唯一のゴールを決めたのはデンバ・バだった。
オールドトラフォードでの初戦はアザール、ラミレスのゴールで2-0とリードするもユナイテッドに追いつかれ再試合へともつれ込んでいる。
そして再試合ではバが決着をつけたのだった。
新ウェンブリーで行われた最初の決勝は2007年、そこでも顔合わせした両チームは翌年、チャンピオンズリーグの決勝でも相見えることとなる。
この試合では両チームの守備陣が本領を発揮し均衡した展開のまま、試合は延長戦へ。誰もがPK戦へともつれ込むと思ったその時、試合を決めたのはあのレジェンドだった。
フランク・ランパードとのパス交換から抜け出したのは、やはりディディエ・ドログバ。エドウィン・ファン・デル・サールを破って決勝点を記録。
ドログバはこれを皮切りに、FA杯決勝で通算4得点。歴史に残る活躍を見せた。