チェルシーの2019年初戦は、サウサンプトンとの手痛いドローで終了。
この日はプレミアリーグデビューとなったサウサンプトンのGK、アンガス・ガンがMOM級の活躍。エデン・アザールにアルヴァロ・モラタと、決定機を次々に防ぎきった。
頭で狙うアルヴァロ・モラタ
ペドロにカラム・ハドソン=オドイと負傷離脱に悩まされているマウリツィオ・サッリだが、この日も前半でウィリアンが負傷退場。代わってロフタス=チークが、イングランド代表と同じ右ウィングに入っている。
ウィリアンに代わって入るルベン・ロフタス=チーク
ケパを残して全員攻撃で攻め立てるチェルシーだったが、モラタ、マルコス・アロンソとシュートはディフレクトしスコアレスのまま折り返し。
後半頭にはアームストロングが強襲も、ケパがしっかり防いでいる。
モラタと元ブルーズのオリオル・ロメウ
サッリはこれがプレミアリーグ350試合出場となるセスク・ファブレガスを投入し、打開を図る。
するとその直後、モラタへのラストパスでついにネットが揺れるも、これはオフサイドの判定で無効に。
ゴールを狙うエデン・アザール
終盤にはマルコス・アロンソがエリア内で倒されるも、PKの安定は無し。
結局最後までスコアは動かないまま、勝ち点2を落とした形で新年初戦が終了。アーセナルとは勝ち点3を保っての4位をキープ。次のリーグ戦は10日後のニューカッスル戦。次は週末にFA杯3回戦をノッティンガム・フォレストと戦う。
チェルシー (4-3-3): ケパ;アスピリクエタ (c)、リュディガー、ダヴィド・ルイス、アロンソ;カンテ、ジョルジーニョ、バークリー (セスク 68);ウィリアン (ロフタス=チーク 37)、モラタ、アザール
控え: カバジェロ、クリステンセン、アンパドゥ、ザッパコスタ、エメルソン
警告 リュディガー 74
サウサンプトン (3-4-3): ガン;ベドナレク、吉田、ヴェスターゴーア;ヴァレリ、ウォード=プラウズ、ロメウ (c)、セドリク;レドモンド (スティーヴンス 90+5)、イングス (ロング HT)、アームストロング (オースティン 89)
控え: マッカーシー、エルユヌシ、スラテリー、ラムセイ
警告 ベドナレク 30、ロメウ 79
主審 ジョン・モス
観客数 40,668人