FA杯連覇への道のりは、ホームゲームから。早速カップ戦初戦をプレビューしていこう…
トーキングポイント
FA杯連覇に向けた初戦の相手は、大会2回の優勝経験があるノッティンガムフォレスト。
2004年1月から数えると、FA杯3回戦でプレミアリーグ以外のクラブとぶつかるのはこれが14回目。そのうち勝ち抜けたのは13回、11勝で45得点6失点としている。
2008/09シーズンはサウスエンド相手に引き分け、再試合を4-1で制している。昨シーズンもノリッチとの再試合になった。この時はノリッチが土壇場の同点弾で延長戦へと突入、チェルシーは2人の退場者を出しながらもPK戦の末、勝ち抜けとなった。最終的にはクラブ8度目となる優勝へと駆け抜けている。
チェルシーはFA杯3回戦無敗記録を21シーズンに伸ばしたいところ
— キースタッツ
チェルシーとしては3シーズンぶりとなる大会連覇を狙いたいところ。この25年で決勝進出を果たしたのは18クラブ、フォレストが前回決勝進出を果たしたのは1991年のことだ。
チェルシーとノッティンガムが最後にトップリーグで対戦したのは1999年2月。1970年代に2度のヨーロッパ王者となったノッティンガムはトップリーグから降格し、チェルシーがクラブ史上2度目のリーグ制覇を果たした2005年には3部へ向かうこととなった。
フォレストは2008年にチャンピオンシップ復帰を果たすと、2010年にはプレミアリーグ昇格に迫る。しかしこの時はプレーオフ準決勝にて、ブラックプールに敗れている。
アイトール・カランカが監督に就任してからおよそ1年、現在はチャンピオンシップ7位に位置し、プレーオフ圏内にも4ポイントと迫っている。元日には首位リーズを4-2で下し、5試合ぶりの勝利を記録した。
フォレストが次にリーグ戦を行う相手は、降格争い真っ只中のレディング。とはいえ1週間の余裕があるため、カップ戦において主力温存の考えはないだろう。
一方のチェルシーはカラバオ杯準決勝トッテナム戦が火曜日に迫っている上に、怪我人の問題も悩みどころだ。
今回勝ち抜けたチームは4回戦に進出、組み合わせ抽選会は月曜日のウルヴズ対リヴァプールの後に行われる。
なお今年は5回戦での再試合なし。延長戦の末、PK戦が行われる。これは2月の過密日程を避けるための措置となっている。
ただし週末の試合については90分で決着がつかなかった場合、シティ・グラウンドにて1月15日火曜日に再試合が行われる。
この試合に勝てば…
クラブ72回目となるFA杯4回戦進出