インタビュー

ウィリアンが語るランパードのもとでのプレー、さらなるタイトル獲得について

300試合出場を達成したウィリアンの特別インタビュー、第1弾ではこれまでのキャリアについて振り返ってもらった。今回はかつてのチームメイト、フランク・ランパードのもとでプレーする現在や、進化するプレミアリーグ、今後の目標について語ってもらおう…

2013年夏にウィリアンがチェルシーに加入した当時、フランク・ランパードはチェルシーで最後のシーズンを迎えていた。2人が共にプレーしたのは26試合。ウィリアンのデビュー戦となったバーゼル戦、そしてランパードの最終戦となったホームのノリッチ戦も一緒にピッチに立っている。だがもちろん、その何倍の時間も日々の練習で共に過ごしてきた。

それから時は経ち、今やランパード監督のもとで指導を受けるウィリアンという立場に。ランパードのリーダーシップなどを学び取る一方で、ランパードも先日のサウサンプトン戦についてウィリアンを称賛している。

「頭の良い選手で、あのポジションでは指折りの存在だった」と話すウィリアン。「質の高い選手だ。ああいう選手を見れば、やがては監督になるんだろうと想像がつく。でもこうして一緒になるとはね!」

「監督なのはちょっと不思議な感じだけど、また一緒に携われるのは嬉しいよ。自信を与えてくれるし、ハッピーな環境を与えてくれる。ここまでのパフォーマンスは、監督のためにやっていることでもある。いつも『ハッピーでいてほしい』って言われるんだ。だからこうしてプレーできるんだよ」

「自分のプレースタイルも一助になっていると思う。自由を与えてもらっているからね。常に右サイドに張る必要もないし、動き回ってラインの間に入ったりもする。左にだって動いていいんだ」

「このやり方は楽しいね、徐々に内容も良くなっている実感がある。この調子でいきたいよ」

さらに現在では、ウィリアンが"チェルシー 純正選手"と呼ぶアカデミー出身の若手も数多くプレーしている環境。こうした若手たちのさらなる成長を見据えいているようだ。

ウィリアンがイングランドに渡って6年、プレミアリーグは進化していると語る。

「よりフットボールらしくなっている感覚だね。ロングボールが減っている。いわゆる"ビッグネーム"がいないチームでも、良い選手が揃っていて、良いフットボールをするんだ。個人的には世界最高のリーグだと思っている。このリーグのクオリティは、上から下までかなり高いものがあるよ」

「プレミアリーグのスタイルとしては、やっぱり速さがあって、どんどん戦術的なプレーが難しくなってきている」

またピッチ外の生活についても言及。ダヴィド・ルイスと共同経営しているロンドン中心街のレストランに続き、今度はプロを目指す子供たちに向けたオンラインコース(現地語)も設立。試合中のメンタルにおける部分に注力したレッスンで、自身の経験をもとに作成したものだ。

「現代のフットボールは、ピッチ外での振る舞いも大きな影響がある。睡眠に食事、自身のケア、誘惑に負けないようにとかね」

「こうしたピッチ外での物事にどう対処するかが、大切でもあるんだ。オンラインだから誰でも受講できるよ」

次世代へのバトンを渡す準備を始めたウィリアンだが、チェルシーでの日々の努力も欠かさない。300試合出場を達成したばかりだが、最後に今後の目標を聞いてみた。

「プレーし続けること、ベストな状態を保つこと、ゴールやアシストを決めて、タイトルを獲得することだ」と即答したウィリアン。

「このクラブでプレーする以上、タイトルは常に意識している。それがチェルシーだ。新監督に新たなやり方の今だけど、それでも勝つことは忘れてはいけない。それが何よりだね」

ウィリアン、そしてチームが今の調子ならば、トロフィーの数も自ずと増えていくだろう。

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