月曜日にFA杯5回戦でマンチェスター・ユナイテッドを迎え撃つチェルシー。ダヴィド・ルイスが復調の兆しを見せるライバルについてコメントした。
火曜日のチャンピオンズリーグPSG戦では、オレ・グンナー・スールシャール監督就任から初めてとなる黒星を喫したユナイテッド。しかし12月にジョゼ・モウリーニョから引き継いでからは11試合無敗を貫いていた。
月曜日の対戦カードは、昨シーズンの決勝の再戦。チェルシーが1-0で勝利を収めている。これで3大会連続となる顔合わせに、ダヴィド・ルイスが展望を語った。
「もともと良いチームだからね。ジョゼ・モウリーニョだってベストを尽くしたはずだ。でもクラブは監督交代の選択をしたようだね」と話すダヴィド・ルイス。
「スールシャール監督はすごいね。良いチームだよ。選手の顔ぶれは大きく変わらないから、やり方が浸透すればあとは楽しむだけだろうね」
また自身の監督、マウリツィオ・サッリについても次のようにコメントしている。
「何度もミーティングを重ねて、今のやり方について議論してきた」と話すダヴィド・ルイス。「異議はないよ。全員が今のやり方を信じている」
「マンチェスター・シティには負けたけど、向こうはおそらく現時点で世界最高のチームだ。最初から最後まで向こうが上手だった」
「負けるのも過程のひとつだ。いま順位表の上にいるチームの監督は、いずれも3シーズンはチームを率いているんだよ」
「これは大きな差だ。理解が深まれば、フットボールもやりやすくなる。最高のチームになるために、正しいステップを踏んでいると思う」
そんなダヴィド・ルイスがチェルシー移籍後初ゴールを決めたのが、ホームのユナイテッド戦だった。木曜日のヨーロッパリーグ、マルメ戦では白星をあげ、シティ戦の大敗から立て直している。
月曜日のFA杯は、7日間で大一番が続く過密日程の初戦。木曜日にはマルメとのリターンまっち、日曜日にはカラバオ杯決勝をマンチェスター・シティと戦う。
「前向きにならないとね。過去は過去、もう変えられないんだから」と話すダヴィド・ルイス。
「何年もビッグクラブでのプレーを経験して、勝ち負けによるプレッシャーの変化は理解している」
「チーム一丸となって、ファンがハッピーになれるように頑張りたい。あらゆる面でね」