セサル・アスピリクエタはこれから2週間で自身の運命を決めるためにはチェルシーの真価を発揮する必要があるとした。
今度はスタンフォードブリッジでFA杯5回戦のマンチェスター・ユナイテッド戦が行われ、続いてマンチェスター・シティとのカラバオ杯決勝を戦い、そしてトップ4争いを演じているトッテナムとのプレミアリーグを戦い、ELの2nd legマルメ戦を2月で全て戦うチェルシー。アスピリクエタは全ての大会が重要ステージになると話した。
アスピリクエタはシーズン序盤に見せたようなパフォーマンスを継続させることを求めた。
「ここまでは自分たちのいいプレーを継続させることができていない。そのプレーを見せているとプレミアリーグでは厳しい戦いになるんだ」とアスピリクエタは語った。
「とにかく継続が大事なんだ。確かに毎試合続けるのは難しいことかもしれない。時には厳しい相手と当たるからね。それでも今のチームは少し波が激しすぎるかな」
「今のレベルはチェルシーにとっては低いものだと思う。正しい方向を向いて行かないといけないね。数週間後にはシーズンを左右するような試合が多く控えているからね。とにかく今は準備することが必要だ」
「ここから15日間でタイトルを獲得できるかもしれないし、FA杯も次に進む可能性もある。ユナイテッドを倒せば準々決勝だ、決勝に1歩近づくことになるね。ELでは代表戦ウィークをまたいで戦うことになる。全ての試合が決勝のつもりで臨むよ」
プレミアリーグでのビッグクラブとの対戦ではミスが命取りになってしまう。ホームで迎えるトッテナム戦は厳しい戦いになるよ。ダービーだ。準備しなきゃいけないけれど、まずはユナイテッド戦だね」
そして彼はチェルシーの真価をここで発揮しなければならないとし、ブルーズが逆境に立ち向かえること、重要なところで勝利をつかむことができることを示す必要があるとした。
「個の力を見せる時だね。いい方向に向かっているときはいいけれど、苦しい時に頼りになるのは個の力だ。クラブのために、ファンのために一丸となって戦うための一つの手段だね」
もちろん、ここから大事な試合はスタンフォードブリッジでのFA杯ユナイテッド戦からスタートするが、ユナイテッドを下すには昨年のことを忘れ、ベストを尽くすことが必要だと強調したアスピリクエタ 。
「ユナイテッド戦が厳しい戦いになるのは重々承知だ。FA杯は本当に大きな舞台だからね。自分たちをレベルをしっかりとみせて、ベストを尽くすよ」
「ここまでくるとシーズンも終わりが近くなってくる。だから全ての試合が決勝戦のつもりで戦うよ。ユナイテッドと対戦するFA杯がどれほど特別な大会かはわかっているよ。自分たちは前年の覇者だ。とにかくユナイテッド戦に照準を合わせるよ」
「昨年の決勝ではユナイテッドと対戦したね。すごい雰囲気だったし、試合もすごかった。彼らはPSGに負けているからチャンスはあると思う。いい試合になることを望むよ」