ハダーズフィールド戦が終わると、その次はアウェイでのシティ戦。サッリは自身のチームについて言及した。チェルシーのゲームキャプテンを務めるセサル・アスピリクエタが水曜日のチームのパフォーマンスについて「受け入れがたい結果だ。解決策を見つけなくてはならないよ」とコメント。チームはリーグ戦でトッテナムとアーセナルに黒星を喫した後の様に、素早いリアクションがとれると考えている。しかしチェルシーがプレミアリーグでトップ4を維持するためには辛抱し続けなければならない。
先日のボーンマス戦、チェルシーはトッテナムがデレ・アリーをストライカーの後ろで起用しジョルジーニョに自由を与えなかったように、ボーンマスもデイヴィッド・ブルックスを同じ位置で起用する戦術に手を焼いた。アスピリクエタとエメルソンの両サイドバックも他の選手をカバーするために、不慣れな高い位置を取らざるを得なかった。そしてボーンマスはチェルシーのそのギャップを突いて高速カウンターを繰り返した。
ハダースフィールドを相手に3試合で2得点を挙げているペドロ。しかしエデン・アザールはプレミアリーグで唯一フルハム戦(5試合)でネットを揺らすに至っていない。ジョルジーニョは自身のデビュー戦でPKを決めた得点のみ。
ここまでの試合、ハダースフィールドはリーグ最多のクロス数を記録(537)、ロングボールの数はバーンリーに続くリーグ2番目となる数字を記録している(1,728)。タックル数はウルブズに続くリーグ2番目。ファール数はチェルシーの約2分の1に当たる数値。ハダースフィールドが犯してしまった6回のミスが得点へと直接繋がってしまっている。新しく監督に就任したジャン・シウーワートはより積極的にアプローチすることを要求した。
火曜日、MFアーロン・ムーイは2ヶ月の離脱から復帰し、後半からFWのローラン・ドゥポワトルに代わり途中出場を果たした。アーロン・ムーイとローラン・ドゥポワテルの2人はプレミアリーグでチェルシーから得点を奪っている。デイヴィッド・ワグナー監督のもと、得点の半分以上をセットプレーから決めており、3点はボックス外からのものである。
ハダースフィールドはここ最近の11試合で1勝。この1勝は11月25日の敵地モリニュー・スタジアムで行われたウルブス戦。そのウルブス戦以来、ハダーズフィールドはホームとアウェイの試合で合わせて33ポイントを積み重ねることが可能だったが、1ポイントしか得られていない。その勝ち点1はハダースフィールドと同じく降格圏の順位に位置するカーディフとのゲームであった。
チームニュース
チェルシー
負傷離脱
なし
微妙
なし
出場停止
なし
ハダースフィールド
負傷離脱
イサーク・ムベンゼ
ハミド・サブリ
ダニー・ウィリアムズ
微妙
フィリップ・ビリング
出場停止
なし