ヒストリー

左利きベストイレブン

フランク・ランパード監督のもと、右利きの選手が圧倒的に多い現在のチーム。そこで今回は、クラブの歴史から左利きの選手だけを集めてイレブンを組んでみよう。

5人に1人が左利きと言われる中、やはり右利きの選手が圧倒的に多いフットボールの世界。

現在のチェルシーで言えばその割合はさらに低く、25名の登録選手のうち左利きは4名(マルコス・アロンソ、ミシー・バチュアイ、オリヴィエ・ジルー、エメルソン・パルミエリ)だけだ。しかもこの4名はいずれも直近のバーンリー戦では起用されていない。

今回はクラブの過去を掘り下げ、左利きの選手の中でも特にインパクトを残したイレブンを厳選。4-1-3-2のフォーメーションで、もちろん"魔法の左足"の持ち主も…

ペトル・チェフ

ゴールキーパーはもちろんこの選手。左利きどうこうに関わらず、クラブの歴代ベストイレブンにも選出されるだろう。数多くのタイトルを手にしただけでなく、その左足でアシストも記録している。

グレアム・ル・ソー

最近は右利きのセサル・アスピリクエタが左サイドバックを務めることが多いということも加味し、今回は右サイドにも左利きの選手を置いてみよう。ル・ソーを売った結果、チェルシーはその損失の大きさに気付いて当時のディフェンダー移籍金国内最高額で買い戻している。

ミッキー・ドロイ

70年代後半から80年代前半の停滞期にプレーし、その体格を活かしたヘディングが長所。いわゆるイングランドのオールドスタイルのようだが、その左足でのボール扱いも見事なものだった。

コリン・ペイツ

ドロイとコンビを組むのは、かつてのキャプテン。ロングボール主体の時代でも、足元には確かな技術があった。フルメンバーズカップではウェンブリーの決勝で主将を務めた。

アシュレイ・コール

チェフと同じく、コールについても左利きかどうかに関わらず歴代ベストイレブン入りは堅いだろう。その左足の技術は守備だけでなく、アタッキングサードでも発揮。2010年のサンダランド戦での得点は、クラブの年間ベストゴールにも選出されている。

ネマニャ・マティッチ

2015年、2017年とプレミアリーグの優勝メンバーだったマティッチ。エヴァートン戦ではその左足で豪快な一撃を決めている。

アリイェン・ロッベン

最近現役引退を発表したロッベンは、右サイドから切り込んでその左足でゴールを決めるシーンを幾度となく繰り返してきた。やはりバイエルン・ミュンヘンでの活躍が注目されがちだが、チェルシーでも圧巻のパフォーマンスを残している。

フアン・マタ

フルで過ごした2シーズンはいずれもクラブの年間最優秀選手賞を受賞しているマタは、2012年、2013年と欧州大会の決勝で生まれた3つのゴールのうち2つをアシストしている。チャンピオンズリーグ決勝、ドログバの土壇場での同点弾のアシストもそうだ。その左足でフリーキックを決める場面も度々あった。

デイミアン・ダフ

1970年のFA杯優勝メンバーであるピーター・ハウスマンも捨てがたいが、やはりロッベンとの両翼は魅力的だ。当時4-3-3のフォーメーションで国内を席巻した名コンビは、プレミアリーグ連覇の原動力となった。

ジミー・グリーヴス

現役時代のグリーヴズを見た人は、そのドリブルからリオネル・メッシと重ね合わせることが多い。強烈な左足だけでなく、右足でも堂々たるパフォーマンスを残し、信じられないようなペースでゴールを重ねた。

ボビー・タンブリング

グリーヴスを"ロールスロイス"と例え、自身を"ポンコツ車"と評したタンブリングは、ランパードが更新するまで202ゴールでクラブ歴代得点王に君臨していた。

チェルシーからその他