ローン

ステップアップ:リチャード・ナーティ

チェルシーのローン選手に焦点を当てていくこの企画に登場してくれたのがリチャード・ナーティ。そのナーティがここまでバートン・アルビオンで過ごした自身のシーズンについて語ってくれた…

8歳の時にチェルシーへと加入したナーティは常日頃、中盤の選手として卓越したプレーを披露してきた。2016/17年にはU18FA杯とU18プレミアリーグのタイトル獲得に貢献し、その育成年代で30試合以上に渡ってプレーした。

難なくプロレベルでのフットボールはに適応したナーティはセンターバックとしてバートンでの定位置を確立し、2シーズンぶりのチャンピオンシップ昇格を後押してしている。

まず最初に、自身にとって初めてのローン移籍ではどのように過ごしているの?

ここまではいいものだよ。生活には慣れたし違和感は感じないね。つい最近軽い怪我を負ってしまったけどそれほど深刻なものではない。怪我が悪化する前に一旦プレーするのをやめたから今はもうまたチームに戻れたよ。

ここに来る前、ブラッドリー・コリンズには少し話したんだ。コリンズは昨シーズン、バートンでローン選手としてプレーしていたからね。バートンはどのような選手の集まりで彼らはどんな感じだったか、そしてチームのプレースタイルについて話したよ。コリンズは一瞬一瞬を楽しんでいた。だから自分はバートンに行くことを前向きに捉えることができたんだ。 

バートンの監督を務めるナイジェル・クラフはプレシーズン後半の怪我がなければ今シーズンいいスタートを切れただろうと感じているようだけど…

シーズン序盤で怪我を負った。だから最初の6試合に出場することができなかったけどそのことが自分を助けてくれたんんだ。チームがどのような試合をするのかを見るのに十分な時間が取れたし、オフの選手たちからも学ぶことはあった。その怪我は自分にとっていい方向に傾いてくれた。

リードを奪っていたオックスフォードとの一戦で自身のデビューを飾ることができたよ。プレー時間は10分だったけどインテンシティの違いを経験することができたね。数試合でそれに慣れることことができたし、それが自分に落ち着きを与えてくれたんだと思う。ただそのことについて焦点を当てていたんだ。

自身にとって初めてのプロレベルの舞台にも関わらず定位置を確保して、バートンが戦ったリーグ戦25試合のうち今シーズンここまで4試合以外すべての試合に出場しているね

いつもできる限り試合に出たいと思っている。でもこれほどまでに多くの試合に出場できるとは思っていもいなかったし、チャンスを与えてくれた監督には感謝しかないね。自分を信頼してくれている。全試合を通してここまで25試合に出場しているね。毎試合自分のプレーが良くなっていくのを感じるし、フィジカル面でも自信を持ち始めることができているんだ。とても重要なことだよ。

シーズン最初の怪我で試合を外から見ることを余儀なくされたけど、それが自分をコヴェントリー戦で90分ピッチに立つときの準備となった。タフな試合だったよ。アカデミーでやっていったことろよりもリーグ1では肘がよく当たるんだ。でも試合を積み重ねていくにつれて慣れていくことができる。

自分がそれに対応できていること、相手選手に押し負けない術に気付くんだ。一度慣れればあとは簡単なことだよ。

EFLトロフィーではプロの相手と戦ったわけだけど、それらの試合は貴重なものだ。週に2回、リーグ1のストライカーと対峙することで学ぶことはあった?

選手の自分にとってとても大きな助けになったね。毎試合ゲームに出場するということは自分以上に経験が豊富な選手たちを相手にする経験が得ることができる。彼らは多くのトリックを分かっているし、それらに適用しなければならないんだ。

リーグ1のストライカーとのマッチアップは守備のやり方を学ぶのに大きな意味を持つし、フィジカル面でもより強くなれる。

早くからローン移籍を経験している同世代のアカデミー選手と違って、21歳近くまでローン移籍をしなかったね…

準備が整ったと感じるまで待つことは本当に大きいよ。ローン移籍をしみたかったけど、それに向けての準備ができていなかった。もしそのタイミングでローン移籍をしていたらフィジカル面だけでなく、メンタル面でもまたタフな思いをすることになっていただろうね。だからこそ21歳まで待った。準備というものが選手をより一層良くしてくれる。

他の選手が外のチームに行くのを見ると自分もそうしたいと思うことはあるだろう。でも自分が準備が整ったと感じ、クラブもそう感じた時と判断した時には、最終的にチャンスをものにできるという自信を持っていたんだ。バートンは自分を獲得してくれたことにとても感謝している。プレーをする機会を与えてくれたんだ。

リーグ1のドレッシングルームではどのようなことに気付いた?

プレシーズンの初日にチームに合流したんだ。初めてのローン移籍だったから少し不安な気持ちがあったよ。でもバートンのみんなが温かく迎えてくれたんだ。ベテラン選手、若手選手ともに自分を助けてれたからとても快適なんだ。 

「アカデミー時代よりも肘が当たることが多いけど試合を積み重ねていくのに連れて慣れていくよ」

photo of リチャード・ナーティ リチャード・ナーティ

監督もまたチームの重要な役割を任せることで、君を快適にさせているようだね…

監督が見せる自分への期待は大きなものだ。初めてのローン移籍でここまで多くの試合に出れると思っていなかったし、監督にこれほど期待を寄せられるとは思ってもいなかったね。他の選手たちと比べるとまだまだ若手だよ。

監督と選手たちの背景というものは自分にとって大きなものだ。だから自身の経験にとってアメイジングなものになっている。特にプレースタイルの面でね。後方でプレーするのは好きだよ。でもそれほど多く時間の余裕はないんだ。それが自分にとって素晴らしい経験になっている。


 元チェルシーのトーレ・アンドレ・フローはローン移籍を勧めてくれたコーチだけど、高いレベルでプレーしてきた彼の経験は役に立つ?

フローは自分の試合に何回か足を運んでくれているし、自分がうまくやれていること、熱心に練習していることを分かってくれている。ハムストリングの怪我を負った時もそうだけどフローはいつも自分のことを見ててくれているんだ。事あるごとにいつも尋ねてくれる。チェルシーにいた時もそうだけどお世話になってるよ。

フローがストライカーとして嫌だったことを自分にアドバイスとして教えてくれた。フローはトップレベルでプレーしていた選手だ。彼が嫌だと思うことを自分はいつも実践しようと心掛けているし、試合で磨きをかけようと思っているんだ。最高のアドバイスはストライカーから学ぶことだね。だからフローの経験はとても役に立っているよ。

ピッチ外での生活はどうやって適応したの?

バートンが自分や他の選手のために住まいを探してくれたんだ。だから自分たちはここに住んでいる。最初は少し慣れなかった。ロンドンを離れて一人で生活するなんて初めてだからね。でも早く適応できるものだよ。いまは快適に過ごしているんだ。


アカデミー時代、一般教育修了上級レベルの勉強していたけど今はどうなってる?

手をつけることはあったよ。自分が試合に出始めてから経済系に関する勉強は独学で勉強しようとしていたけど、両親にハード過ぎてできないと伝えた。

土曜日、火曜日、土曜日、火曜日と試合をしたのは人生で初めてだった。心身共に疲弊したよ。でも試合で活躍するためにも熱心に取り組まなければならなかったんだ。この環境に慣れたらもう一度勉強に力を入れてみようとは思っている。恐らく来年になるだろうけどね。


バートンはリーグ1で好調を維持しているチームでMKドンズに勝利を収めてプレーオフ圏内に食い込んでいるけど、そのことはチームの勢いになってる?

自分たちはここまで本当にうまくやっている。シーズン序盤は勝たなくてはならない試合がいくつかあったけど、監督が自分たちに今のパフォーマンスを続ければ自ずと結果はついてくると話してくれた。

特にクリスマス期間に行われた4試合で3勝を挙げたことは今の順位に大きく影響している。プレーオフ圏内を確保するというのは自分たちが掲げていた大きな目標なんだ。リーグ戦はとてもタフなものだ。だから満足感には浸っていられないし、切り替えなければならない。今の立ち位置が即座に変わりかねないからね。

プレーオフ圏内は自分にとっても成し遂げたい目標だった。今はそこに位置しているんだ。チームのみんなは自信を持っているし、自分たちのフットボールができればプレーオフを確保できることを心得ている。

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