プレミアリーグではニューカッスル相手にアウェイで敗戦。試合を支配しながらも、終了間際に失点を喫したこの試合を、フランク・ランパードが振り返った。
試合終了間際にアイザック・ヘイデンにゴールを許し、チェルシーが敗戦。チェルシーは70%のボール支配率を記録し、19本のシュートを放ったものの、結果を手にすることができなかった。ランパードは次のように試合を振り返った。
「ゴールを決められなかったのが痛かった」ランパードは話す。「相手にヘディングの強い選手がいることはわかっていたが、自分たちは試合を支配していた。今シーズンはこのような試合が多いんだ。試合を支配し、チャンスを作っているものの、得点をすることができていない」
「ニューカッスルのような相手にゴールを決めることができなければ、ピンチを迎えることになる。相手は組織され、チャンスを作っていた」
「相手は深いラインを引いていたから、背後を狙うのは難しかった。こういった試合ではボールをサイドからサイドへ素早く動かす必要がある。前半は少し遅かったが、後半は速くできたね」
「攻撃の局面では質の高いプレーをしていたが、シュートが良くなかったね」
アウェイゲームでは開幕戦以来となる無得点に終わったことに対し、ランパードがコメント
「タミー・エイブラハムに頼っているばかりではいけない。上位陣との勝ち点差を縮めるには、前線の選手たちがゴールを決めないとね。今シーズン、タミーは素晴らしい活躍をしているが、今日は上手くいかなかった。ただ、それもフットボールだ」
「チームに対して非難することはないよ。もちろん失点のシーンでは相手にヘディングを許してしまったが、試合の中で勝利のために全てを尽くしていた」
「トレーニングでは、シュートはファイナルサードの局面にフォーカスしている。もっと決定的な部分の質を高めなければいけないし、選手たちはそれを理解しているよ」
終盤にミシー・バチュアイを投入したランパード。2トップにしなかった理由を、次のように語った。
「2トップにすることもできるが、その場合はエンゴロ・カンテを交代させることになる。カンテは今日の試合で最高の働きだった。あるいはジョルジーニョを交代させることになるね。その場合は、カウンターに注意する必要がある」
「自分たちは多くのチャンスを作っていたから、ミシーを投入してストライカーの雰囲気を変えたかった。ミシーはエリア内で脅威になる選手だからね」