インタビュー

ウィリアンの"最高で重要だった"あのゴールから5年

タイトルを獲得したシーズンには、必ず記憶に残る試合やゴールがあるものだ。

例えば2005年、ミッドウィーク開催のブラックバーン戦だ。この試合ではペトル・チェフがPKをセーブし、1-0の勝利をもぎ取っている。またその1年後、ウェストハム戦では10人になりながらも逆転勝利を飾った。

そしてこうした試合は今から5年前、2015年2月11日にもあった。

2014/15シーズンも3分の2を過ぎ、熾烈な首位争いを繰り広げていたチェルシー。直接のライバル、マンチェスター・シティとはホームで引き分け、不調アストンヴィラに辛勝すると、ミッドウィークにエヴァートンを迎え撃った。

当時のエヴァートンはロス・バークリーにロメル・ルカクを擁する曲者。そのルカクは決定機を2度迎えるも、チェフのファインセーブでなんとか失点を免れている展開に。

一方のエヴァートンゴールを守るティム・ハワードも好セーブを披露。ロイク・レミー、エデン・アザール、ネマニャ・マティッチ、ウィリアンと、チェルシーがこの試合で放った21本のシュートを次々に防いでいく。

スコアレスのまま進んだ残り5分の場面には、マティッチのシュートがディフレクとしてついにゴールネットを揺らすも、ブラニスラヴ・イヴァノヴィッチの位置がオフサイドの判定でゴールは無効に。このままツキのない試合で終わってしまうのだろうか?

さらに残り数分になると、ギャレス・バリーがこの日2枚目のイエローで退場となり、エヴァートンは10名での耐久戦を強いられる。

するとセスク・ファブレガスの深い位置からのフリーキックに、イヴァノヴィッチが頭で落とすと、ボールはウィリアンのもとへ。これをボレーで叩き込むと、わずかにディフレクとしたシュートはそのままボトムコーナーへ。ついに訪れた歓喜の瞬間に、スタジアムは大きな熱狂に包まれた。

ウィリアン自身もお気に入りのゴールと振り返るこの1点は、今もなお色褪せない瞬間のままだ。

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