インタビュー

ステップアップ:ネイサン・バクスター

ローン移籍中の選手にインタビュー。今回は若きGKのネイサン・バクスターがスコットランドでの適応、フットボールのピラミッドについて話してくれた。

スコットランドのロス・カウンティに移籍してプレシーズンで肩を怪我してしまったものの復帰。現在はアウェイでのレンジャーズ戦、セルティック戦を含め14試合に出場している。

ローン先としてはこれが5クラブ目となるが、これまではノンリーグのメトロポリタン・ポリス、ソーリハル・ムーアズ、ウォキング、リーグ2のヨーヴィル・タウンに在籍。またこれまで135試合に出場しているが、 ‘Life on Loan’ にも登場している。

チェルシーには8歳から在籍しているバクスターのインタビューを見ていこう。
 

ネイサン、まずはプレシーズンの怪我から振り返ろう…

「あれは確かにがっかりしたね。プレシーズンに入ってからわずかに2週間だった。ローン移籍してきたけれど、怪我とは無縁だったし、毎週プレーできていた。だからシーズン最初にプレーできなかったのは苦しかったね」

「ロス・カウンティは良いクラブだよ。たくさんの試合を見れたから自分がどのようにプレーすれば良いのかわかった。スタッフとたくさん話したから自分が戻ってきたときにすんなり入っていけたよ。また怪我した時はチェルシーにもたくさん助けられた。すぐに復帰することができたよ」

不運なタイミングでの怪我だったと思うんだけど、メンタル的にもきつくなかった?

「戻ってきたときに役に立ったよ。怪我前に2週間プレシーズンを過ごしていたから街もチームメイトも知っていた。素早く復帰することが大切だったからリハビリも頑張った。」

「メンタル的にはとても長いことのように感じたね。毎週試合に出場できなかったのは悔しかったけれど、怪我もフットボールの一部だ。対処しないといけないものなんだ」

「自分を反省して、試合を見るチャンスを与えてくれた。ジムでもたくさんのことをやったけれど、試合に出場していたらここまでは出来ていなかったと思う。チェルシーの試合も見れたし、スタンフォードブリッジにも訪れたよ。ここ数年は出来ていなかったんだ」

昨年の11月に復帰してここまで14試合に出場しているね…

「とても楽しめているよ。リーグ2から移れてきて良かった。より規模が小さい試合でもね。リーグ2はナショナルリーグだからそこが少し違うね」

「ここでは周りのチームというのも大事になってくるんだ。12チームしかリーグにいないからしばしば順位が並んだりして直接対決になるんだ」

満員のセルティック・パークでプレーしたのはどうだった?

「レンジャーズとセルティック戦は楽しかったね。これがリーグ1ではなくこのリーグに来た理由だ。これよりも前のシーズンは毎週観客が多かった。今も大観衆の前でプレーできたのは嬉しかったよ」

「毎週観衆の前でプレーしたいと思ったし、毎週3000人ほどが見にきてくれる。他にもいくつもビッグゲームがあるんだ」

「トッププレイヤーが経験していることではあると思うから良い機会だね。これからもヨーロッパでの舞台の試合が楽しみだし、良い選手と対戦するのも楽しみだ。ローン移籍での良いところだね。こんなに大観衆の前でプレーしたのは初めてだったから毎週これを経験したいね」

ここ数年はウィキングやヨーヴィル・タウンでも個人的に賞を受賞したね。それでもチームは降格してしまった。どちらが強く意識に残ってる?

「個人的には過ごしたクラブだ大事なんだ。18歳でナショナルリーグでプレーした時、同じ年齢の選手たちはそれほど同じ経験をしてなかった。タイトル争いをしているクラブは若いGKにとってチャンスは少なかった。毎週プレーできなかったんだ」

「だからプレーしたければ順位的に下位のチームに行く必要があるんだ。ここ数年はそういうチームだったから個人的には良い経験ができた。チェルシーで育って毎週試合に勝利してきたけれど、ローン先のチームではそうはいかない」

「もちろん降格というのはネガティブな経験だ。チームに良い影響を与えられるのが大切だね」

クリストフ・ロリションがローンでのメンターだと思うけれど、彼の存在はどう捉えてる?

「クリストフは自分が出た試合の半分に来てくれた。技術的にもサポートしてくれるけれど、とてもありがたいよ。貴重な意見だからね。GKのコーチは結果に注目しがちなんだけど、クリストフは自分のGKとしての成長に注目してくれている」

「クラブも自分のことを見てくれていると感じているし、メット・ポリスもニール・バスも定期的に見に来てくれる。たとえ観客が100人でもね。ニールは移籍期間もサポートしてくれていた」

これがもうローン先としては5クラブめで21歳にしてすでに150試合に出場しているね。ここまでの感想はどう?

「最近のイングランドのGKを見ると、ピックフォードだったり、ポープだったり、ヘンダーソンだったり、ノンリーグやリーグ2、リーグ1でもプレーしているんだ。それらの経験があって自分があるとも言っていたね。18歳ではナショナルリーグでプレーして19歳ではリーグ2でプレーした。これらの経験はとても良いものだったよ」

「今はスコットランドでプレーして大きなスタジアムでプレーする経験ができている。だから自分が成長できていると感じるよ。チェルシーでプレーすることが夢だし、この夢のために戦い続けるよ。それでもまだまだ遠い目標だから一歩ずつ進んでいく必要がある」

最後に残りのシーズンの目標は?

「チャンピオンシップに残ることだね。これまでのクラブでは降格が多かったからキープしたい。とにかく下位チームから勝ち点を取りこぼさないようにするよ」

「個人としてはいくつかクリーンシート達成できているからMOMも獲得できた。強豪相手にいいプレーを見せることが大事だ。個人としてのレベルを上げていきたいね」

チェルシーからその他