アカデミーからトップチームへと昇格したカラム・ハドソン=オドイを特集。
アカデミーでのシーズン
U8世代でチェルシーに加入したカラム・ハドソン=オドイは各年代でゴールに絡む活躍。
U18ではFAユース杯、U18プレミアリーグの2冠に大きく貢献した。代表ではU17欧州選手権で準優勝、FIFAU17W杯を制した。
2017/18シーズンにはユース杯5連覇を成し遂げたが、決勝のアーセナル戦では2ゴールの活躍。それでも大会期間中はほとんど育成チームでプレー。EFLトロフィーには準決勝に進出。
経験を積む
ユースレベルでその力を見せつけ2018年1月、FA杯のニューカッスル戦に17歳で出場。
それからトップチームで3試合に出場し2018年の夏、プレシーズンでも新監督マウリツィオ・サッリの下ローン移籍するのではなくトップチームに帯同。
チェルシーで躍動
2018/19シーズンに出場機会を増やしたハドソン=オドイ。主にカラバオ杯、ヨーロッパリーグなどのカップ戦に出場。11月の4-0で勝利したPAOK戦ではチェルシー初ゴールを決めた。
2019年に入るとより出場する試合が増えチェルシー史上最年少でイングランド代表入り。2020年ユーロ予選のチェコ戦で途中出場を果たした。
4月にはプレミアリーグに4試合連続で先発出場したものの、アキレス腱の怪我で離脱。昨シーズンは結局24試合に出場し5ゴールを記録。またクラブの若手年間最優秀選手賞を受賞した。
これから
他のクラブからも関心があったものの、ハドソン=オドイは昨年の9月にチェルシーと新たに5年契約を締結。その1週間後にはカラバオ杯、グリムズビー戦で復帰を果たしゴールも記録した。彼の攻撃の才能は確かなものでチェルシーでこれからも飛躍してくれるだろう。