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リヴァプールからの学び、前線の奮起を促すフランク・ランパード

今シーズン3大会に渡って3度目の顔合わせになるリヴァプールとの一戦。フランク・ランパードは自身のスタンフォードブリッジでの成功を、リヴァプールの成功に夢見ているようだ。

今シーズンこれまで2回の対戦はリヴァプールに軍配。8月のスーパーカップ決勝では2-2のままPK戦の末に惜敗、その数週間後に行われたプレミアリーグでは2-1でこれもまた僅差の黒星に終わっている。

ランパードはこの結果から、現在22ポイント差で首位を爆走する欧州王者リヴァプールとも互角にやり合えるチームだと言及している。

「(過去2試合と)同じような展開にしたい。特にスタンフォードブリッジでの後半、スーパーカップではほぼ全体として、互角に戦えていた」と振り返るランパード。「これは自信になるよ。ベストが出せれば、十分戦えるってことだ」

「先週末にあの2試合を振り返ったけど、当時とはちょっと状況が異なる。怪我人もいるからね。だがそれでも結果を出すために励んでいる」

記事:ランパードが怪我人の状況を報告

ワトフォード相手にまさかの敗戦を喫したリヴァプールだが、クロップのもとチームは大きく成長を遂げた。就任初年度は8位でフィニッシュ。欧州大会圏外で、ウェストハムやサウサンプトンの後塵を拝した。

当時の12月のウェストブロム戦では、オリジの追加タイムでのゴールで2-2の引き分けに持ち込むと、試合後クロップは選手を連れてコップ・エンドへ向かい、サポーターへ挨拶をしたのだった。

このパフォーマンスは外部からしばしば嘲笑の的となったが、ランパードは対戦経験もあるクロップ政権のリヴァプールについて記憶に刻まれた場面でもあったようだ。

「リヴァプールの道筋は見届けてきたし、監督とクラブの関係性という意味でも素晴らしいものだ」と話すランパード。「ウェストブロム戦後の(コップに向かって行った)パフォーマンスもよく覚えている」

「ドキュメンタリーを見ている際に出てきたんだ。当時はバカにされていたけど、ある意味で象徴的というか、今につながる出来事だったように感じるね」

またランパードは、クロップ政権のリヴァプールから学ぶことは多いと言及。的確な補強とクラブ全体の戦略図だけでなく、苦しい時期も一体感を失うことなく戦った姿勢は、今のチェルシーにも活かしたいとしている。

「見習うべき過程だし、同時に時間がかかる点も受け止めないとね」と話すランパード。「今のリヴァプールが作り上げられるまでには、全員が一緒になってハードワークを貫いてきたという過程がある。それはまさにチェルシーで実現しようとしていることだ」

「クラブ全体で立ち向かうプランだし、その過程には厳しい時期も出てくるだろう。監督やチーム、クラブの是非が問われるかもしれない。だがそれでも一丸となって続けなくてはならないんだ」

「またリヴァプールは同時に、的確な大型補強も行ってきた。中でもヴィルジル・ファン・ダイクとアリソンの獲得はチームのレベルを大きく引き上げたと思う。適切なタイミングで、適切な選手を補強することは大切だ。プレーしやすい環境を整えて、チームを成長させる。素晴らしいロールモデルだよ」

「結論を急ぐつもりはない。リヴァプールを評価できるのは、今こうして結果を残せたからだ。魔法は使えないから、ハードワークを信じるしかないよ」

さらにランパードは、チェルシーが正しい方向に向かっていると信じているとコメント。

「今のチームがどうとか、過去のチームと比べてどうとか、それは全て外野の意見だ」と続けるランパード。「我々は目の前の試合に勝利するため頑張るだけだよ」

「過去に比べて成績が落ち込むクラブもあるだろう。それだけ競争が激しいリーグだってことなんだよ。リヴァプールやシティは先を行っているけどね」

「まずは安定感だね。それでいてチーム力を向上させること。現実を受け止めないと。チェルシーファンは分かってくれると思う」

短期的な課題として、ランパードは攻撃陣の決定力不足に言及。リヴァプールのように1点が左右する相手との試合ではや、はり効率的に得点を奪う必要がありそうだ。

「チェルシーの選手がプレーするエリアを考えれば、ゴールやアシストへの貢献は求められるべきだろう」と話すランパード。「数字を見ても、もっと決定的な仕事が出来て然るべきだ」

「攻撃陣からのゴールが欲しいね。トップ4に食い込むには、他の並びを見ても、やはり前線がしっかり得点を重ねているからね」


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