マッチプレビュー

2005年のボルトン戦:試合を控えたチェフのコメント

2005年4月のボルトン戦から15年、今回はこの一戦を控えたペトル・チェフの記者会見の様子を振り返ってみよう…

金曜午後、アウェイゲームを控えてロンドンを発ったチーム。待ちわびたタイトル獲得を目前に控えたものの、チームの雰囲気は堅くなかったと振り返った。

コブハムでの最後の練習を終え、チェフは「優勝の可能性は高いと言っていいだろう。こっちもアーセナルも残り4試合。向こうが勝ち点を落としても決まりという状況だ。だからプレッシャーを感じる必要はない。いつも通りやるだけだ」とコメント。

「もちろん早く優勝は決めたい」と続けるチェフ。

「リヴァプールとの準決勝に集中したい気持ちもあるが、まずはボルトン戦だ」

記者会見ではこのように語ったチェフだったが、実際にはプレッシャーののし掛かる試合を覚悟していたようだ。

「スタンフォードブリッジでの試合では苦戦した。フィジカル勝負のチームだ。空中戦も手強い。失点はいずれも空中戦からやられてしまった」

「タフな試合になるだろう。自分が守備に関わる部分が大きい。たくさんボールが入ってくるだろうからね。セットプレーを狙ってくるだろうから、そこをしっかり対策する必要がある」

ボルトン戦はチェフ個人にとっても、1シーズンでクリーンシート28回のクラブ新記録樹立のチャンスでもあり、最終的にはこの数字を33にまで延ばしている。プレミアリーグの最長無失点記録を更新していたチームにとって、残りはシーズン最少失点記録の更新だった。

「個人記録も達成となれば嬉しいよね」と話したチェフ。「スパルタプラハ時代は2つの記録を更新した。最多クリーンシートと、最長無失点記録だ。でもその時はタイトル獲得はできなかった」

「勝ち点1差で逃したんだ。最悪だったよ。だからこういう例もあるってことだ。個人記録ではなく、あくまでも優勝を狙うよ」

「プロとして最終的にはやっぱりタイトルの数だ。チェルシーはこの優勝を50年も待っている。こんなに素晴らしいサポーターがいるんだから、優勝にはふさわしいはずだ。だからその気持ちに応えたい」

「初めての優勝を手にできれば、最高だ。あと一歩まできた」

その後のチームがどうなったかは知っての通り。負傷離脱もない万全のボルトン相手に、期待通りの結果を残してくれた。

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