ヒストリー

2004/05: 快進撃

今回も2004/05シーズンを掘り下げていこう…

2004/05シーズンのプレミアリーグも残り10試合となったが、ブルーズのサポーターたちは絶好調だった。リーグでは首位を走り、すでにトロフィーも1つ獲得していたチェルシー。チャンピオンズリーグではバルセロナを相手に後にクラブ史にも語り継がれる名勝負を繰り広げた。かつてない好成績を収めていたチェルシーだったが、3月にリーグ制覇を成し遂げたクラブがあっただろうか?

「自分たちがリーグ優勝していないことを思い出すときだ」モウリーニョ監督はWBA戦前の当日プログラムのコラムでこのように述べている。「チェルシーは50年間優勝していないし、2005年となった今も優勝を手にしたわけではない」

WBAも必死な抵抗を見せたが、前半にドログバの今シーズン9ゴール目で勝利したチェルシー。現在もクラブ史上最高となるリーグ戦22試合無失点という記録を樹立し、昨年2月のアーセナル戦から続くホーム20試合連続無敗記録も更新した。

それから4日後にはホームでクリスタル・パレスと対戦。この年のイングランド人得点王となったアンディー・ジョンソンを武器に同じくロンドンを拠点とするクリスタル・パレス。記録更新もかけて勝利を狙った。

パレスMFのアキ・リーヒラハティはイングランドフットボール史上最も堅固な守備を相手に戦う難しさをファンに理解してもらうため、タイムズのコラムに語っている。

「スイスの銀行、通信サービスの顧客情報、チェルシーのゴール、これらは世界で最も警護されているもので誰も通り抜けることはできない」とコメントしたリーヒラハティ。「フォート・ノックスで銀器を盗む方がペトル・チェフからゴールを奪うよりもずっと簡単だ」

試合はフランク・ランパードのゴールで先制したものの、リハーティがスタンフォードブリッジでは11/20以来となるゴールをペトル・チェフから奪った。

だがそれも束の間、マテヤ・ケジュマンの2ゴールも含めて最終的には4-1とチェルシーが勝利。

この試合でゴールを記録したもう1人であるジョー・コールは「とても興奮している」とコメント。「先を見ることはしない。でも次の試合でも勝つことを考えるのは大事なことさ」

代表ウィークによりその後2週間は試合がなかったチェルシー。次節はハリー・レナドップ率いるサウサンプトンとアウェイで対戦。あと3勝でリーグ制覇が決まる状況だった。

後半にケヴィン・フィリップスにゴールを奪われたものの、エイドゥル・グジョンセンの2ゴールにより3-1と勝利。

「フットボール史に立ち向かうチームの精神力は簡単に勝利を手繰り寄せる」ブラックバーンに引き分け、チェルシーとの勝ち点差が13に広がったマンチェスターUのマーク・アーウィンがThe Sunに述べている。

チェルシーは運が悪かったのかもしれない。あと3勝で3月にリーグ制覇を決めることができたのだ。

チェルシーからその他