インタビュー

テネンバウムがアブラモビッチのオーナーとしてのモチベーションに言及

フォーブスのインタビューでチェルシーの重役であるユージーン・テネンバウムが2003年にロマン・アブラモビッチがクラブを購入した時の考え、そしてオーナーとしてのモチベーションについて語った...

コロナウイルスの感染拡大により個人として集団として自分たちが出来ることが問われている。多くの人々にとっては外に出ず感染の広がるスピードを抑えることが第一優先だが、最前線で働く人々は自分を犠牲にして医療に携わっている。

フットボールもこの方々に対し貢献することが求められるが、とりわけチェルシーはクラブオーナーのロマン・アブラモビッチに率いられ、スタッフ、ファン、コミュニティに向けたサポートを数多く行ってきた。

監督のフランク・ランパードはTVのインタビューで「チェルシーのリアクションは本当に誇らしいよ。オーナーから始まりクラブ全体に浸透していった」とコメントした。

重役のユージーン・テネンバウムは17年前にクラブを買収した時とも繋がる、ロマン・アブラモビッチがこの危機の間で決断を下した理由を話した。

「この厳しい期間にクラブやコミュニティに余計なストレスをかけたくないというのがアブラモビッチの考えだ」とフォーブスのインタビュー(英語)に答えたテネンバウム。テネンバウムは正社員に対しては今の所補償はないが、非正規労働者に対しては中断期間中に試合が行われれば補償するとコメント。

「アブラモビッチは起業家だ」と続けたテネンバウム。「挑戦するのが好きだし、一度フォーカスするのは運次第ではない。プロジェクトがどんなものなのかを理解するのを好み、長期的に関わっていく。結果を出し、勝ち取ること、そして助けることを目指しているんだ」

この記事ではアブラモビッチが2003年にクラブを購入した理由としてアブラモビッチがスポーツを好きだったということが挙げられている。そしてチェルシーを選んだ理由は3つあり、イングランドのプレースタイル、プレミアリーグのレベルの高さ、イギリスでのビジネス規制の環境を見てチェルシー購入を決めたという。

スペインのラ・リーガ、イタリアのセリエAを見てイングランドのチェルシーを選んだアブラモビッチ。それ以降フットボールの予測の不可能さがアブラモビッチの興味、ピッチでの情熱を燃え上がらせた。

「物事を理解するのが好きなんだ」と説明したテネンバウム。「ここ数年フットボールを愛している理由は決まり切ったものではないからだと思う。アルゴリズム的ではない所だね。これが理由で人々もフットボールが好きだし、世界でナンバーワンのスポーツなんだと感じるよ」

「コントロールできないから皆はハラハラするんだ。いろんな要因がある。ピッチに立つのは11人の選手だ。監督もいるし、サポートするスタッフもいる」

「設備、栄養学、ファンという存在がある。戦術を研究する人もいるね。ビジネスとして多くの要素があるんだ。全てのビジネスは多くの要素があるが、毎週見るものではない」

ビジネスと1週間に2試合90分の試合を行い、勝敗がつくフットボールとの違いは毎週のパフォーマンスを評価するかどうかだろう。戦略が正しかったのかを評価する方法は、アブラモビッチ、ファンにとってフットボールを何が面白くしているのかを判断することだ。

「ビジネスではいくつかのやり方が簡単なんだ」と加えたテネンバウム。「プランをセットして、正しい人材を雇い、プランを実行し、評価する。そして環境の変化に伴ってプランを変える。日毎ではなく長い時間をかけて検証していくんだ」

「フットボールで面白いのはプランをセットして、実行し、毎週正しかったのかそうではなかったのかを検証することだ」

「ビジネスの世界では売り上げの成果、結果が必要だ。しかしフットボールでは毎週戦略が正しかったのかそうではなかったのかを判断する。これが面白い所だよ」

 

テネンバウムのフルインタビュー(英語)はこちらから

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