分析

2016/17シーズン優勝への鍵となった5試合

プレミアリーグを制覇してから3年。このシーズン制覇への途中で鍵となった試合を振り返っていこう。

2016/17シーズンの優勝は過去6回の優勝で最も期待感が薄かったものであった。その中でも違いを生み出した欠かせない瞬間があり、重要な試合が繰り広げられた。優勝を決めたウェスト・ブロムの記念日に、優勝をもたらした試合を思い返していこう...
 

ウェストハム (H) - 2016年8月15日

優勝に向けてはまだ本調子とはいかない中でも開幕戦ではウェストハム相手に勝利を収めたチェルシー。この1シーズン前の成績の後では必要不可欠な勝利だったと言えるだろう。

後半開始早々にエデン・アザールがPKで先制点を決めたものの、ウェストハムはこの試合最初の枠内シュートで同点に追いつく。

チェルシーの監督として初指揮のアントニオ・コンテはドロー狙いには行かず。ペドロ、ヴィクター・モーゼス、ミシー・バチュアイが投入されると、バチュアイのヘディングを受けたディエゴ・コスタがゴール。89分に劇的なゴールが決まると、コスタは喜びを爆発させた。

ハル (A) - 2016年10月1日

間違いなく、シーズンのターニングポイントであったこの試合。リヴァプールとアーセナルに連敗した後、コンテは3-4-3のフォーメーションを採用。このフォーメーションがチームにフィットした。

セサル・アスピリクエタ、ダヴィド・ルイス、ギャリー・ケイヒルが3バックを務め、モーゼス、マルコス・アロンソがウィングバックに入った。

新たなフォーメーションに慣れようとした前半だったが、その攻撃力を発揮したのは後半だった。60分が過ぎた頃にウィリアンが見事なシュートで先制点を叩き込むと、その後すぐに似たようなゴールがディエゴ・コスタから生まれた。この勝利をきっかけにチームはプレミアリーグで13連勝を達成した。

マンチェスター・シティ (A) - 2016年12月3日

リーグ戦7連勝を達成しエティハドへと乗り込んだチェルシー。この1週前にはトッテナムに逆転勝利を収めていた。またこの試合はここまでの段階で試練とも言える試合であり、スリリングな展開が予想された。

前半、試合を支配したのはシティ、ケイヒルのオウンゴールで均衡を破った。その後後半に入り見事なパスワークから追加点かと思われたものの、決まらず。その後怪我のネマニャ・マティッチに替わりスタメンに入ったセスク・ファブレガスからのパスを受けたディエゴ・コスタが見事な同点弾を叩き込んだ。

見事なカウンターから途中交代のウィリアンが逆転ゴールを決めると、その後アザールが3点目。終了間際には熱くなりセルヒオ・アグエロとフェルナンジーニョが退場処分に。それでもブルーズが勝利を掴み連勝を積み重ねた。

マンチェスター・シティ (H) - 2017年4月5日

タイトルを目指す上でマンチェスターのチームは重要な対戦相手となるが、この1試合前にクリスタルパレスに敗戦し、2位と勝ち点差が7に縮まってしまっていたチェルシー。立て直すという意味でもシティ戦は非常に重要であった。

開始早々にアザールが先制点を決めるなど完璧なスタートを切ったチェルシーだったが、アグエロがゴールを決め同点に追いつかれる。しかしこの日大活躍のアザールが前半終了10分前に決勝点。1度はPKを防がれたものの、そのこぼれ球を自ら押し込んだ。

クル・ズマに替わりネマニャ・マティッチが入るとシティは後半、ヴァンサン・コンパニ、ジョン・ストーンズがゴールに迫ったものの中盤をコントロールすることができず。

しかし、その意欲と切り替えの早さでブルーズは首位を堅持。クリスタルパレス戦の敗戦から見事に立ち直った。

エヴァートン (A) - 2017年4月30日

2位のトッテナムと勝ち点差4となり、グディソン・パークでの一戦は落とせないものであった。

多くの専門家たちはこの一戦がタフなものと考えており、アザールとディエゴ・コスタがゴールに迫ったものの、前半はその予想通りとなった。

それでも後半にはペドロが左足で素晴らしいゴールを決めると、ケイヒルが追加点。その後すぐにセスク・ファブレガスとウィリアンが投入されるとゲームを締めくくった。

終了のホイッスル直後の喜びようがこの試合の難しさを物語っていた。そして優勝に一歩近づいたのだった。

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