インタビュー

トモリ:このレベルで戦えることを証明したかった

フィカヨ・トモリは、チェルシーデビューからいきなり印象付けることで、自信を深める助けになったと振り返っている。

昨シーズンはチャンピオンシップで、フランク・ランパード率いるダービーの一員としてプレーオフ決勝進出を支える活躍ぶりを披露。クラブの年間最優秀選手賞も受賞している。

しかしながら、ランパードがトモリを続けてローンには出さずにチェルシーのファーストチームに残すと公言すると、それまで1部でのプレーが30分ほどしかなかった若手がどうなるのか驚きの声も上がった。

それが蓋を開けてみれば、2019/20シーズン開幕10試合で6試合に出場。プレミアリーグでもすぐに順応した姿を見せ、先輩たちとも見事な連携を見せている。

「自分もこのレベルでやっていけるんだって実感した」と話すトモリ。「チャンピオンシップで2年半プレーして、昨シーズンはダービーで年間最優秀選手を受賞して、ウェンブリーではプレーオフ決勝も戦った。いいシーズンを送れたと思う」

「次のレベルで挑戦はしたかった。それがプレミアリーグだったんだ。それなら8歳からいるチェルシーでやりたかったし、チャンピオンズリーグもプレミアリーグもFA杯も、何もかも手にしたクラブだからね」

「それに昨シーズンはヨーロッパリーグも優勝していて、その環境で自分がどこまで出来るか、監督にアピールできるか、チームメイトに認めてもらえるか、自分がこの舞台で戦えるか、それを示すことが大切だった」

「それが早々にできたね。今はこのレベルを維持しつつ、さらに上を目指したい」

そんなトモリのスタメン3試合目の舞台はチャンピオンズリーグ、9月のヴァレンシア戦だった。苦い敗戦に終わったものの、すぐにアヤックス、リールをアウェイで下し、巻き返しに成功。トモリはいずれの試合でもプレーしている。

「チャンピオンズリーグのあの音楽を初めて聞いたときは、本当に特別な感覚だった」と話すトモリ。「アヤックス戦の時、タミー(・エイブラハム)やメイソン(・マウント)と"おい、チャンピオンズリーグだぞ。チャンピオンズリーグのアウェイゲームで勝ったぞ!"って感じで顔を見合わせたんだ。自分たちがすごい場所でプレーしていることを改めて認識したね」

「プレミアリーグとはまた違うんだ。特に海外でのプレーは、スタイルやテンポも変わる。そういった違いにどれだけ対応できるかが、成長の鍵なんだ」

今シーズンのチームにおいては、クル・ズマ、アントニオ・リュディガー、アンドレアス・クリステンセンと、センターバック2枠の争いは熾烈を極める。

毎試合スタメンが選ばれるたびに誰かは落選することを意味するが、トモリはこの競争が全体のレベルの底上げをしているとコメントした。

「チーム内の競争は、チームのレベルを上げるんだ」と話すトモリ。「スタメンに選ばれるためには、チームメイトより上をいく必要がある。そうやって切磋琢磨するんだ」

「個人的には燃えるね。それにチーム全体も成長していく。自分のポジションを得るためには、いいプレーも続けないといけない。建設的な競争があることで、全員がチームに貢献できるんだ」

「練習でしっかりしたプレーをしていれば、チームで戦い続けることができる。こうした競争があることは、チームにとってポジティブなことだよ」


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