ヒストリー

2015年の今日:2人のレジェンドとの別れ

5年前の今日、プレミアリーグ優勝を果たしたチェルシーは、ディディエ・ドログバとペトル・チェフという2人のレジェンドに別れを告げた。

復帰したジョゼ・モウリーニョのもと、サンダランドを3-1で下してファンの前でプレミアリーグのトロフィーを掲げたチェルシー。

しかし、この日は数々のタイトルを共にしたドログバのチェルシーでの最後の試合であることもまた、ファンは知っていた。

クラブに2度在籍し、381試合で164ゴールを記録。ブルーズへの愛から、退団しても他のイングランドのクラブでプレーすることはないと断言していた。

ジョン・テリーの要望に応え、この日はキャプテンを務めたドログバ。サンダランド戦で特に印象深いものといえば、チームメイトから担がれてピッチを去っていった交代のシーンだろう。チェルシーのレジェンドにふさわしい送り出しとなった。

「変な感じだったね」と話すドログバ。「チームの思いを感じた。いい雰囲気だった。最高に楽しかった」

「高いレベルが維持できるのであれば、また戻ってプレーしたいと思っていた。チャンピオンズリーグで活躍できるくらいね。それに復帰の際はプレミアリーグ優勝が夢だった。それに十分貢献できたと思う」

また当時はまだ知らされてなかったものの、結果的にペトル・チェフにとってもこれがチェルシーで闘う最後のプレミアリーグとなった。

その後、2015年夏にアーセナルへ移籍しチェルシーを相手にピッチに立つこともあったチェフ。昨年5月の現役最後の試合、ヨーロッパリーグ決勝も相手はチェルシーだった。

現在は再びチェルシーに戻りスタッフ入りしているチェフは、移籍に際し気持ちを込めた手紙をサポーターに向けて綴っていた。

「絶対に起こらないと思っていたことだけど、チェルシーフットボールクラブにお別れを言う日が来た」と始まった、2015年の手紙。

「2004年7月に加入してからずっとここでのプレーを楽しんできた。ここで引退するものだと思っていた。でも思うようにならないのが人生だ」

「2004年から素晴らしい旅を続けてきた。最高の思い出ばかり、辛いことはそんなになかったはずだ。国内のタイトルは全て手にしたし、ヨーロッパリーグ、そして何よりチャンピオンズリーグも獲ることができた」

「これまでの功績を振り返ると、2010年のダブル達成、2005年と2006年の連覇など、プレミアリーグやFA杯を数々手にしてきた。最高に誇らしいことだよ!チームみんなで歴史を作ったんだ!」

「ファンのために力を出し尽くしたし、ファンも愛で応えてくれた。絶対に忘れない。ずっと残り続ける思い出だ」

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