プレミアリーグのクラブが全会一致で第2段階のトレーニングへの移行を決めた。今回はこの第2段階について、トレーニングの様子を見ていこう…
フランク・ランパードと選手たちはプレミアリーグのトレーニングプロトコル、イギリス政府のソーシャルディスタンスに関するガイドラインに従い、少人数でのフィットネスワークを行なっていた。
プレミアリーグのステイクホルダーは水曜日、トレーニングを第2段階へと移行させる事を決定。これにより、チーム全体でのトレーニングが許可されるが、段階的なものとなる。不必要な接触は最小限に抑えることになった。
第1段階のトレーニングへと移行したのはいつ?
ブルーズは先週の火曜日にコブハムで第1段階のトレーニングを行なった。選手たちは少人数に分かれ、ランニングやストレッチを行った。
ここ数日ではボールを使ったトレーニングも再開されたが、ソーシャルディスタンスを保ったまま。
第2段階のトレーニングとは?
週の初めにイギリス政府によってガイドラインが発表され、プロスポーツのアスリート、チームは制限された状態で接触を伴うトレーニングを行うことが許可された。
公式には「第2段階はペア、少人数、チームでの接触を伴うトレーニングの再開を意味する(2m以内での接触)」とのこと。
トレーニングは段階的に行われ、人数は4人から12人の間で、最終的にはチーム全員でのトレーニング再開となる。コーチングやタックルは2m以内で行うことが許可されるが、テクニカルトレーニングではソーシャルディスタンスは適用される。
それぞれのトレーニングは接触のレベル、互いに密接に接触する時間についてのリスクを前もって評価されることになっている。
スポーツ大臣のナイジェル・ハドルストンは次のようにコメント:「新たなガイダンスではプロスポーツ選手がトレーニングに徐々に復帰できるものになっている。怪我のリスクを制限し、全ての関わる人の健康と安全を考えてのものである」
トレーニングの時間は?
以前は75分間に制限され、15分間が治療などの時間に当てられていた。
一方で新たなガイドラインでは、ソーシャルディスタンスについて接触を伴うトレーニングは15分以下にするようにとなっている。そのため接触を伴うトレーニングは時間で制限される。
検査の重要性は?
検査はトレーニングに安全に戻るために不可欠なもので、選手とスタッフに義務付けられている。トレーニングに参加する選手やスタッフは数日毎に検査を行っているが、これまでの陽性率は低い。1744回の検査を行い陽性は8件。
プレミアリーグの再開はいつ?
試合の再開日程については第3段階の話し合いで決められる予定だ。しかし現時点では再開日程は決まっておらず、安全が確保されれば再開するとしている。