インタビュー

オリヴィエ・ジルーが現在のトレーニングの様子、チェルシー残留について言及

オリヴィエ・ジルーがコブハムでの現在のトレーニング、新契約について述べている…

3月に新型コロナウイルスの大流行によりフットボールが中断。フランク・ランパードの下、出場機会を伸ばしていた33歳のジルーはその中断を誰よりも嘆いたことだろう。5試合連続でスタメン出場するとトッテナム戦、エヴァートン戦ではゴールを挙げた。

実際にこの5試合では今季60%以上の出場時間を記録。今シーズン挙げた3ゴール中2ゴールもこの5試合に起きたことだった。タミー・エイブラハムの負傷離脱でチャンスを得ると、エイブラハムの復帰後も1試合でそのポジションを守っている。

しかしジルーは、そんな不運を嘆くことはなかった。ランパードは彼の模範的なプロとし手の姿を称賛。ピッチ内外でその姿勢を示してきた。

コブハムに戻り、プレミアリーグのガイドラインに従いながらフェーズ2のトレーニングに突入。その模範的な姿で仲間を引っ張るジルーがトレーニングの再開への感謝を述べている。

「一生懸命取り組んでいるよ。ピッチに戻って仲間に会ったり、フットボールをしたり、ボールを蹴ったり、あるいはゴールを決めたりするということは本当に良いね」

「本当に待ち望んでいたよ。とはいえ変わったトレーニングだけど、悪くはないし気分も高まっている」

選手たちは再開へ向けたトレーニングを積んでいるものの、そのセッションは特異なものだ。ただ最近では、制限がある中でのコンタクトトレーニングも認められ、より大規模なグループワークが可能となっている。

「かなり多くの違いがある」と明かしたジルー。「自分たちはこれまで5人ずつのグループで活動してきたが、お互いに2mのソーシャルディスタンスを取らなければならなかった。つまり接触がないということさ」

「通常のプレシーズンと違うのは、トレーニング後に15分しか治療を受けられないということ。これまでのプレシーズンは負担がかかるし、よくケアをしていた。特に2ヶ月以上の期間が空いた時にはね」

「身体的にきついし大変だけど、政府とプレミアリーグのルールは尊重する。もっと身体のケアや治療ができれば良いなと思うね」

「ランニングに関してはピッチ上でもなんら変わりはない。方向転換、加速、ストップ&ゴーなど。多くの選手の足にまめができたけど、ピッチに戻れたのは素直に嬉しいよ」

先日、チェルシーと新たに2年半の契約延長に合意したジルー。1月の移籍期間では退団も噂されたが、状況の変化や残留の決め手について明かした。

「あまり出場機会を得れていなかったし、ユーロ2020でフランス代表として戦うためにはピッチ上でもっと多くの時間が必要だった。だから1月に退団する方向に傾いていたんだ」とジルーは説明。「もう少しで退団することになりそうだったけど、自分はチェルシーに残留するという運命だったんだろうね」

「監督には、自分の代役が見つからないから放出することはできないと言われた。事情はよくわかっていたし、それについて追及することはしなかったけど、その後コーチから出場機会を増やすと言ってきてくれたんだ」

「その約束を守ってくれたし、信頼して使ってくれたよ」

昨季のEL決勝では古巣アーセナルと対戦し、先制ゴールを記録。W杯覇者のジルーは1年前のFA杯準決勝でも同点ゴールを挙げてチェルシーに大きく貢献している。

今シーズンのハイライトはトッテナム戦でチームを勝利に導くゴールだろう。ジルーはチェルシーファン、ドレッシングルーム、首脳陣にとって貴重な存在になることをアピールした。

「途中出場から初出場となったマンチェスター・ユナイテッド戦ではネットを揺らしたんだ」と振り返るジルー。「そのゴールは自分の足の半分がオフサイドラインにあったから取り消されてしまったけどね。その次の試合ではCL圏を争うトッテナムと対戦し、しっかりとゴールを決めることができた。それからポジションを掴んでエヴァートン戦でも再びゴールを奪うことが出来たよ」

「トロフィーを勝ち取り続けたいし、これからも監督の頼りになるプレーを見せたい」

photo of オリヴィエ・ジルー オリヴィエ・ジルー

「自分は単にチャンスを掴んで監督の信頼に応えただけさ。だからチェルシーから契約延長のオファーをもらえたし、ここでのプレーが好きだからすぐに受け入れた。トロフィーを勝ち取り続けたいし、これからも監督の頼りになるプレーを見せたい」

「それとコロナウイルスによるロックダウンで海外に移ることで家族に悪い影響を与えたくなかった。自分たちの生活について考えれば、ここには素晴らしい環境が整っている。今は家族のことを色々考えているよ」

これは世界的な危機状態において言えることでもある。クラブの選手やスタッフに対しては頻繁に検査が行われており、安心を感じているジルー。またフットボールが正常に戻るには時間がかかることも理解しているようだ。

「自分たちは週に2回の検査を受けている。とても奇妙な日常だが、ルールには従うよ」とジルーは言う。「この時期にフットボールがなくなったのは大変だったね」

「大会も中断している。再開を待ち望んでいたし、ファンもそうさ。無観客での開催は心配だ。盛り上がりに欠けるけど、今の様子だとそうなりそうだね」

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