インタビュー

自身への評価、将来への期待を語るランパード

フットボールが中断を迎える中でも、フランク・ランパードはこの時間をより効果的に使うべく、選手やスタッフらとの連携を止めることはなかった。

チェルシーマガジン最新号では、そんなランパードが主に3つのポイントについて語っている。


厳しい評価に身を置くこと

ランパード監督の一挙手一投足に注目が集まる中、自身は広い考えで評価を受け入れるようだ。

「自分なりに扱う必要がある。他にやり方はないよ。自分以外にはなれないから、そこに集中するんだ。プレッシャーの大きい仕事だっていうのは、ダービーで指揮してすぐに分かった。今はこうしてチェルシーに来て、プレミアリーグ首位を目指すクラブにいるわけだからね」

「当然扱う規模も変わるし、私生活に与える部分も大きい。だけどそれでも自分流でネガティブな方向に行くのを避けないとね」

「厳しい評価をいちいち気にすることはないけど、耳を傾けるのも大切だ。だから何でもかんでも耳を閉ざすつもりはないけど、何よりも大切なのは試合で得られるものだよ」

「だから自分は試合の感触を何より大切に考えるんだ。内容次第では、勝った試合よりも負けたり引き分けた試合の方が気分の良い場合もある。外からの意見に惑わされるつもりはないし、チェルシーほどのクラブを指導する機会なんて滅多なことじゃないんだから、自分はファンやみんなをハッピーにできるよう頑張るよ。周りの意見に耳を傾けることもあるけど、大切なのは自分の仕事に集中すること。全部の試合が終わってから評価を下せば良い。それからまた次の試合、シンプルな話さ」


今シーズン学んだこと

予測不可能なシーズンを迎え、ランパードは2019/20シーズンで学んだことを語った…

「今年はとにかく学ぶことが多かったね。この感染拡大はまたとんでもないことで、でもおかげで大切なことを教えてもらった。一体感、そして家族がとにかく大切だってことだ。仕事ばかりだったからこそ、これに気づかせてもらったのは大きい」

「シーズンここまでの話をすれば、昨夏引き受けた段階で怖さはなかった。もちろん人々が自分について、OBだからとか、ダービーで1年しか経験がないのにこんな仕事を受けてとか、補強禁止処分があったからだろうとか、色々言っているのは知ってたさ。でもそれが障害になることはなかった」

「自分はチャンスだと思ったし、最高の舞台だと思った。トップ4は厳しい目標だと思ったし、外野は無理だと思っていただろうさ。でもそういった意見を覆すために、やったみたかったんだ」

「ここまでのチームを見れば、若手の活躍ぶりが目立っているかもしれないが、実はベテラン組の活躍だって見逃せないよ。コヴァチッチ、ジョルジーニョ、ウィリアン、挙げればキリがない。チーム全体が得たものは大きい。だがここに満足することなく、またここから先を見据えないとね」

「育成チームじゃないんだ。アカデミー出身の選手だけじゃない、これからまた大きくなるひとつのチームなんだよ」
 

可能性を秘めたチーム

アカデミーと密接な仕事を続けるランパードは、才能ある若手を引き上げることに積極的だ…

「アカデミーと近い関係を保つことは優先度の高いことだし、その繋がりはすでにあったものだ。ジョー(・エドワーズ)やジョディ(・モリス)は全員のことを知っているし、自分も何人かは見てきた。ニール・バスやジム・フレイザー(アカデミーのスタッフ)も知っているしね。だからこうしたつながりをまた戻すだけさ。さすがにここ数年は離れていたからね」

「選手全員の名前を把握しておきたいんだ。誰がよくやっていて、誰にチャンスを与えるべきかね。ビリー・ギルモアだって簡単に見つけ出せたよ。でも他にも、ハリー・ローレンスがよくやっていると聞けば、練習のチャンスを与えるさ」

「ちょっとしたことが大きな違いを生む。しっかり気に留めるべきだ」

「今のチームにワクワクしている。若手が多く、ここにさらに戦力を足すことが出来ればどうなるか。1月には誰も獲得しなかったけど、そういうタイミングじゃなかっただけだ。昨夏も誰も獲得できなかったから、チームに変化はない。だからこそ今後、どんな形でチームを強化できるか楽しみだよ」

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