分析

今シーズンここまで:フィカヨ・トモリ

今シーズンここまでの個人の活躍を振り返るこの企画。次はフィカヨ・トモリだ。

U8の頃からチェルシーに所属するフィカヨ・トモリはトップチームとしての1年目を過ごしている…
 

フィカヨ・トモリ: 22試合出場(途中出場1試合)、 2ゴール、1アシスト、クリーンシート数6

「ダービーにやってきた時からハードワーク精神や向上心を持っていたし、常に成長を求めていたから大きな進歩を遂げたと思う。シーズン初めはプレミアリーグでのプレーに疑いをかけられていた。まだそれを証明したわけではないが、自分からすればトモリを全面的に信頼しているしとてもよくやっていると思うよ」

フィカヨ・トモリ2018年の夏にアカデミー時代の憧れだったフランク・ランパード率いるダービー・カウンティにローン移籍。トモリはその前にもチャンピオンシップへのローン移籍を2度経験していた。

「ダービーからローン移籍のオファーを受けた時、まず最初に考えたのは監督のことさ」と昨シーズン終盤のインタビューでトモリは述べている。そしてその後ダービーの年間最優秀選手賞を受賞した。

ダービーでの素晴らしいシーズンはトモリの更なる成長に繋がる。その後ランパードがチェルシーの監督に就任したことでトップチームへの道がさらに開けたが、トモリ自身がそのレベルでプレー出来ることを示した。

トップチームデビューへ

今シーズン開幕後の4試合はアンドレアス・クリステンセンとクル・ズマがCBでコンビを組んだが、シェフィールド・ユナイテッド戦でトモリがトップチームデビューを果たす。その後、ランパードは「彼は出場機会を得るまでよくトレーニングを積んでいた」と述べた。

トモリは素晴らしいパフォーマンスを維持し、その後のリーグ戦10試合にスタメン出場。CLにも開幕戦から4試合に出場している。早くもトップチームでのプレーに適応し、トモリの強みであるスピード、タイミング、パスを安定して発揮した。この時期のハイライトといえば、快勝したウルヴズ戦の先制弾となった見事なロングシュートだ。これは年間最優秀ゴール賞の候補になるだろう。

また22歳のトモリはリール戦で親友であるタミー・エイブラハムのCL初ゴールをアシスト。次のアヤックスとの試合ではクリーンシートに貢献し、そのプレーに称賛を受けた。

イングランド代表デビューと新契約

初招集から1ヶ月後の11月には欧州選手権予選のコソヴォ戦で代表デビューを果たす。カナダのカルガリー出身だが、イングランドでユース時代を過ごしたトモリにとっては大きな進歩であった。そして12月には新たな5年契約にサインしている。

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トモリの今シーズンの活躍と言えば、多くの人がトモリの姿を初めて目にしたホームでのリヴァプール戦、そしてクリスマス前のトッテナム戦だろう。リール戦でケパに救われたように、トモリには集中力の面で改善の余地があるとランパードは述べている。

2020年に入ると、トモリはベンチ入りを争うことに。他3名のCBが出場機会を伸ばし、トモリが2月末までリーグ戦に出場しなかった理由をランパードが明かしている。

それでもノッティンガム・フォレスト、ハルとのカップ戦では勝利に貢献し、古巣のハルからはヘディングゴールを奪ったトモリ。再開後はスタメンの座を取り戻し、トップチームでの最初のシーズンを良い形で締め括りたいことだろう。

フィカヨ・トモリの記録

プレミアリーグ出場数 2019/20

今シーズンはプレミアリーグで15試合に出場。全てスタメン出場だ。

チャンピオンズリーグ出場数 2019/20

初めてのチャンピオンズリーグの舞台では4試合に出場。スーパー杯でもプレーした。

FA杯出場数 2019/20

今シーズンのFA杯では3試合中2試合に出場。ハル戦ではゴールも奪っている。 
 

リーグ杯出場数 2019/20

今シーズンのリーグ杯での出場は無し。 
 

ゴール数 2019/20

今シーズンは2ゴールを記録。ウルヴズ戦での見事なロングシュートとFA杯ハル戦でのヘディングゴールだ。 

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